胸が痛い

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志の輔らくご in 下北沢「恒例 牡丹灯籠 2017」
下北沢 本多劇場


夏恒例の「牡丹灯籠」の公演。
ワタクシも5年連続。
覚えている部分や聴きながら思い出す部分、同じなのに新しく聴こえる部分などあって、毎年新しい発見があります。
やっている当人も「毎回新しい発見がある」と言っているくらいなので、当然なのかもしれません。
今回思ったのが、その時代の道理的なもの。
たぶん志の輔師匠もそこら辺に少しウェイトを置いていたよう。
“忠”や“恩”や“仇”というものが今とやはり違う。
しかし、今らしさも噺に取り込み聴きやすく気づきやすく 作られているようです。
再現した灯籠も見もののひとつ。 5年聴いていると細部まで聴けるようになっている。
しかしながら、始まる前までは完全にリセットされている。
志の輔師匠の“山本志丈先生”の再登場シーンは、やはり面白い。
来年も見ちゃうんだろうな。