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2017年03月09日14:00

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改めてM120/2.8

 M50 で梅を撮っていて、もしかしたら M120 が桜に向いてるかも知れないと思い立った。んで色々試してるうちに開放が使えることに気が付いた。十分なコントラストと解像度があり花のアップならボケの硬さも気にならない。ふーむ。ン十年めにしてやっとおいしいところを見つけたかな。レンズは長く付き合ってみるもんだ。

 ポートレートに使うには硬い感じがする。コントラストが高いのかボケの関係なのか、とにかくそういう印象がある。同じ望遠なら FA70-200 やトキナー 35-105 の方が焦点面もボケも穏やかで色も深い。多少フレアっぽいがタムロン 70-150 も柔らかくて優しい感じがする。それらに比べると M120 はどこか平坦で素っ気なく、なんだか絵が硬くて情緒が無い。

 たまたま観葉植物を開放で撮って、「おや」と思ったのがきっかけだった。葉脈までちゃんと解像してるし変なフレアも無い。ピクセル等倍で見ると僅かに白いニジミはあるが、気になるほどでもない。そこで屋内屋外手当たり次第に開放で撮ってみると、これがなかなかいい。

 中望遠は開けて使うのが当たり前で、そういう意味では基本に戻っただけとも言える。ただ MX はマニュアル機でありながらシャッター優先の使い方になりがちなカメラで、絞り開放を使いにくかった。もし愛機が ME だったなら、この M120 ももう少し違う使われ方をしたのかも知れない。

 写真左:最初に「おや」と思った葉っぱの写真。嫌なところが無い。 写真中:この手の無機的な写りが持ち味だと思っていた。 写真右:ピントは思ったほど浅くないし、ボケかたも綺麗。これが PENTAX-M 120/2.8 の実力であったか!
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