http://www.pref.kyoto.jp/fukei/site/sousa/higasiyama/
平成15年5月22日(木曜)未明、京都を代表する花街(宮川町)で、当地馴染みのお好み焼屋「よしや」の女将さんが、店内において刺殺される事件が発生しました。
「一刻も早い解決を」と、現在も懸命の捜査を続けています。
↑発生場所周辺地図
警察では情報を求めています。どんなささいなことでもご一報ください!
犯人を知っている。
事件についての噂を聞いた。
事件発生時間帯頃に現場付近を通行した。
事件前、事件後に現場付近で不審な人物や車を見かけた。
など
連絡先
京都府東山警察署 殺人事件捜査本部
電話 075-525-0110(代表).
お問い合わせ.
京都府警察本部東山警察署警務係
京都市東山区清水4丁目185-6
電話番号:075-525-0110
14年も経つと、ほぼ迷宮入りだ。
ぼくは14年前当時、この近くで、麻雀屋を経営していた。
京都で一番繁盛していると云われた【フリー雀荘】だった。
一応、風俗営業法によって、タテマエ上、営業は日の出〜深夜12:00だが、
365日24時間営業で、一度も休まなかった。
お好み焼き「よしや」から出前をとることも多かった。
女将はいつも、ウェストポーチに【売り上げ】や【つり銭】を入れていた。
犯人は、お好み屋営業時間の最後・・・AM4:00ごろに、他の客が帰ってから、
女将を殺した上に、そのウェストポーチの金を奪った。
首を絞めたのか、鈍器で殴ったのか、刃物で切りつけたのか、ぼくは知らない。
一軒家の1階が店舗で、2階に、預金通帳や貴重品がおいてあったが、盗られていないそうだ。
犯人は、当日の売上げなどウェストポーチの数万円を盗るためだけに、人を殺したのだ。
被害者は、一人暮らしの70歳ぐらいの女将で、
その一人息子は、国立大学を出て、現在も官僚をしている筈だ。
女将は、近所で評判の美味しいお好み焼き屋をやりながら
女手ひとつで、息子を育てて、大学にやった、
文句の付けようのない立派な母だった。
ぼくは、毎週、週遅れで(新しい週刊誌4誌を買うごとに)
「週刊文春」「週刊新潮」「週刊ポスト」「週刊現代」を、お好み屋に寄贈していた。
週刊誌から指紋を取って、ぼくの店の客が警察に呼ばれたことがあった。
昼間、店番をしている時に聞き込みの警官が店に来たこともあった。
ぼくの指紋も出ているはずだが、そもそも警察に(前科者など以外の)指紋情報がないのだ。
日本人なら、このような殺人はしないだろうと思う。
犯人が日本人なら、捕まっているはずだ。
調べてみると、日本では、
1955年「指紋押捺制度を実施」
1993年「指紋押捺は廃止」
1999年「永住者、特別永住者だけでなく全ての外国人に対して撤廃」
2007年「特別永住者を除く16歳以上の外国人に、
入国時の指紋押捺と顔写真の撮影が再び義務付けられた」
となっている。
つまり、上記2003年5月22日時点では、在日外国人の指紋押捺は、義務ではなく、
入国時に、指紋を採取するのは、2007年以降だった。
しかも、在日外国人に対しては、1993年海部内閣の時に、指紋押捺制度を撤廃していて、
2007年以降でも、特別永住者に対して、指紋押捺を義務化していない。
ぼくの推測では、今ごろ犯人は、即時帰国の上、のうのうと暮らしている。
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