先日、娘(4歳)から
「お父さんてカッコいい!」
と言われたため、娘に真実を教えなければならないと考え、
断腸の思いで、
「お父さんはオッサンだから、カッコよくないよ」
と教え諭しました。
今は、娘から
「お父さんて、変なオッサンだよね」
と言われるようになり、短期間で劇的に娘が成長したのを感じます・・・(哀)
それはともかく、12月23、24、25日は、3連休なので、妻と娘とクリスマスクリ―の飾り付けをすることができると思っていましたが、
24日から25日にかけて泊りがけで街の治安の緊急事態に対処する仕事をすることになり、家族と過ごすことはできなくなりました。
娘の枕元にプレゼントを置くことができないのはとても残念ですが、
街の人たちの生活のために、時に私生活を犠牲することが必要であると
娘にもいつか知ってほしいと思います。
サンタクロースと呼ばれている聖ニコラウスは、
貧乏で娘に売春をさせなければならない家族の存在を知り、
真夜中にその家の窓から金貨を投げ入れ、
暖炉につり下げられていた靴下にその金貨が入った
という話が遺されています。
「貧しい人々は幸いである。天の国はその人たちのものである。
悲しむ人々は幸いである。その人たちは慰められる。」(マタイによる福音書5章)
とイエスが言ったとき、誰からも認められず、理解されず、社会の犠牲者となって苦しむ人たちは、心から救われる気持ちになったはずです。そのような人たちがイエスを救世主(キリスト)と信じたことで、2000年経った今でも、私たちはクリスマスを祝っています。
イエスや聖ニコラウスが社会の中で苦しむ人たちに共感して、その人たちを救おうとしたことを思い出すと、クリスマスイブに孤独に仕事をしなければならない自分も少しは救われる気がします。
聖なる夜、孤独に苦しむ人たちに、祝福があることを願っております。
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