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2016年11月14日21:50

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ドナルド・トランプの当選と金融カジノ資本主義の終焉

ドナルド・トランプの当選と金融カジノ資本主義の終焉

 トランプの当選を番狂わせの如く伝える報道が主流だが、投票2日前のテレビ報道で木村太郎は全米各地を歩き、トランプ支持者の熱狂度と、集会に自分自身の魅力では人々を動員できず、ボンジョビやレディガガを呼んで人を集めていたヒラリーとの差をレポートして、トランプの当選ありと伝えた。

 下に貼った画像はマイケルムーアが投票日1週間以上前にオハイオでの演説です。マイケルムーアの話に集まってくるのだから、本来リベラルな民主党支持者が多いはずだ。だがトランプ当選を予告するマイケルの話を聴き入っているのがとても印象深い。

 僕はというと、民主党予備選でバーニー・サンダースが撤退して以降はヒラリーが当選するよりもトランプの当選を望むようになった。
 民主党は資金力にに乏しい社会民主主義者を自称し、典型的ななケインジアンのバーニーがヒラリー追いつめたことを、もっと深刻に考えるべきだったんだよ。
 バーニーなら多分トランプに勝てたと思う。ウィスコンシンやミシガンという本来民主党が強い地域で、共和党に敗北することはなかったはずだ。

 それほど急激な格差社会の進行で苦しんでいる、バーニーを熱狂的に支持した高い学費に苦しむ大学生や、トランプを支持したラスト(錆のことね)ベルトの高卒のブルーカラーの白人たちの希望をヒラリーは救い取ることができなかったんだよね。

 選挙後自らも民主党予備選に出馬した、ハーバード大のローレンス・レッシグはこう言った。
 クリントン財団は『不公正な公共性の代表だ』とウォール街から多額な資金を集めるクリントンは99%の民衆の期待に応えることができない。
 額に汗して働くブルーカラーの方が尊い。まじめに勉強しようという学生が1年で800万円の授業料を払うために奨学金を借りて卒後その返済に苦しむ。
 一方で1%以下の大成功者が存在するこういう社会はうんざりなのだ。こういうのを自己責任と呼んで正当化するのはやめて欲しい。
 それが今回の選挙結果だ。
ローレンス・レッシグは「バラクやバーニーやエリザベス・ウォーレンの民主党にせよ」と言った。僕もそうあって欲しいからヒラリーでなくトランプが勝つことを願ったんだよ。
 
https://www.youtube.com/watch?v=I41iLDiSIYE


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