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2017年02月17日09:20

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こどもが棒状のものをもって歩くのを怖いと思わないのだろうか

数年前のことなのでみなさん忘れているか、知らないのでしょうね。
「わたあめの棒がのどに刺さって死んだ子」がいましたよ。
地域のお祭りか何かでお母さんが世話役をしていて、
こどもはわたあめを食べながらそのへんを走り回っていて、ころんだ。
わたあめの棒の先が折れていて口から出血あったので救急病院へ。
診察したけど口の中には棒が見当たらなかったんだよね。
こどももあまり悪い状態ではなかったし、帰宅して様子を見ることに。
翌日状態が急変して緊急搬送されたけど、死亡。
死後の解剖で、のどにわたあめの棒(割りばし)がおれてつきささり、
すっかり中に入ってしまっていて、脳に達していることがわかった。
割りばしは木なので、CTでは映りにくい。
MRIをとっていたらわかったかもしれないけど、
MRIは経験ある人ならわかると思うが、撮影に時間がかかるしすごくうるさい音がする。
小さい子は睡眠薬で眠らせてからじゃないと撮影できないほどです。
夜中の救急外来でそこまでやるべきだっただろうか?で当然裁判になった。
結果は、確か病院側の責任はない、になったと思う。
このときも「萎縮医療」という言葉がはやった。
自分の専門でない患者を夜中に善意で見て訴訟になるなら、
救急外来なんかしないほうがいい、という考え方。当たり前ですね。
いろんな意味で印象深く、怖いと思った事件だった。

歯ブラシでも同じことが起きる可能性がありますよ。
医者はまあ、訴えられたらそのとき、と思うしかないけど、
お子さんが歯ブラシによる脳損傷で亡くなったら、たとえ訴訟で勝っても帰ってこないです。

■子どもの歯磨き中の事故が多発 のどに刺さり入院も
(朝日新聞デジタル - 02月16日 23:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4436325
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