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Roots of Kawaii 「内藤ルネ」展〜夢をあきらめないで〜
http://nagoya.mitsukoshi.co.jp/2016rune/index.html
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マイメロディ キキ&ララ展
http://www.jr-takashimaya.co.jp/event/160721mymelokikilala/
毎年夏、名古屋市内のデパートではキャラクター/イラスト催事がいろいろと開催されるが、私にとっては今年はこの2つが大きな見ものだった。
2つとも、昨夏名古屋栄三越で開催された「明治東亰恋伽」の催事「めいこし呉服店」よりも、見応えは十分に大きかったものだ（尤も、「めいこし呉服店」は規模が上記2つよりもかなり小さかったのは否めない）。
�，皚△癲∪ぢ紊鯆兇┐銅�け継がれ愛され評価されていってる日本のキャラクターコンテンツ/
イラストコンテンツであるが、現代から見ても全く色褪せることなく、じっくりと見る度に何か「新しさ」を見出すものだった。
2014年11月、名古屋市内某所で開催された某美術作品展示会に、私も個人出品作品としてイラストを描き初めて出品した。その展覧会には翌2015年11月にも新しいのを描いて出品し、2016年2月には別の主催者による展覧会にも自作イラストを初出品した。今年も秋（10月開催予定）に2014年の初出品以来の展覧会に新作自作イラストを出品する予定である。
私の作品制作において、�，鮓�学すると、会場内説明文を読んでいると私の描き方と内藤ルネの描き方は「似てる」というか、「同じ」というのを感じた。即ち、下書きをコピーして色を塗ってそれをまたコピーして色を重ねていく。これは、私はそれまで内藤ルネを全く意識していなかったしあくまで「自己流」で描いていたのだが、偶然の一致かもしれないが、プロもやっていた「正当な描き方」だと実感した。�△任癲∈�はコンピュータで描くのが一般的になったが、昔ながらの手描きのメイキング映像が会場内で放映されており、手描きにコピーを重ねていくやり方には改めて親近感が沸いてきた。数多のイラスト展示会によくあるシルクスクリーンとはまた違う色の質感である。
2014年の初出品作品は松坂屋の夏の広告をヒントにしたし、昨年の出品作品には「めいこし呉服店」でのインスピレーションとオマージュが非常に強く、その印象を意識し続けて描いていったが、今年は例年より展覧会の開催が約一か月半も早く作品提出の締切も早いため、春から制作を開始し、今回の�，鉢△埜�て自分が受け取ったものは残念ながら今からでは「遅くて」反映できないが、機会があれば翌年以降の出品作品の制作や、その他展覧会に出す予定のない完全に個人で楽しむだけの執筆活動に生かせればいいかなと思うものが沢山あった。特に後者では、�△埜�たデフォルメ化された描き方はかなり参考になったと言っても過言ではない。「リアリズム」と「リアルさ」は必ずしも同一ではないし、イラスト執筆に当たって「リアルさの追求」は必ずしも正確に描くという意味ではないということだ。
�，任蓮⊂赦�30年代の少女雑誌「ジュニアそれいゆ」の表紙イラストが多数展示されていたが、四捨五入すると今から60年近くも前の内藤ルネが描いた少女雑誌のイラストは、現代においても思わず見惚れてしまうものでもあった。こちらは展覧会に出品する作品、即ちほぼ鉛筆だけで描いてる前述の個人執筆活動よりも格段に何色も色を重ねるものであり、「今年は今からでは遅いが、この美しさが私にも真似できたら」と思ったものだった。
�，砲靴蹲△砲靴蹇∋筝朕佑�描くものに当たって大いに参考になるところが非常に大きく、昨年の「めいこし呉服店」より得たものは大きかった。昨年は昨年で「めいこし呉服店」（→「明治東亰恋伽」）が大いにヒントになりそれはそれでよかったのだが、今年は今年で、また自分の中で大きな糧となったのは間違いない。
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