実母の虚言癖は虚栄のためと暴力・非難から逃れるためと
人が自分から離れていくのを阻止したいからだった。
実母の虚言は「風邪をひいた人の咳こみ」と受け取るようにした。
風邪をひいている人に「咳をするな!」と怒ってもしかたがない。
虚栄は対人があるのでしかたがない、暴力も内縁者からのものなので
手が出せない。だが自分を変えることは出来る。
それまで実母の嘘を「それ嘘やろ?」「何故、嘘をつくの?」と
事を明らかにしようとコーナーに追い込んでいたことを
非難は一切しないと決めた。咳(嘘)をつかなくていいような状態
嘘と分かっても「そーかー」「あはははは」と笑ってあげるようにした。
嘘をついても怒られない。が、結果、嘘をつかなくてもいい。となった。
私たちにもずっと言い続けていた嘘「田舎に山と土地がある」
「あんなん嘘や」
姑介護で近所のスーパーに買い出しに行ってるエントランスで電話口
「そーやよねー。あははははー」軽い口調で返しながら
初めて母の口から「あんなん嘘や」と聞いた時、幼い頃からの様々な出来事と同時に
深い愛と感謝に貫かれてそのまま崩れるような、、、
神様からの贈り物を頂いたような瞬間だった。
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Yuko Hashimoto
facebook 11時間前
「窃盗症」=精神疾患としての盗癖について、この文章泣ける…!
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(ジャン)ジュネの天才を最初に見出したジャン・コクトーも、度重なる逮捕と入獄に、次第に愛想を尽かしていく。しかし、それでもジュネのことを見捨てない仲間もいた。彼らはラディカルな政治活動や同性愛者だったが、ジュネに振り回されながらも、彼のすべてを受け入れ、支え続けようとした。彼らが、ジュネの安全基地となっていたのである。
泥棒をやめてからも、ジュネはときどき、そうした親しい人から盗んだ。(略)仲間は、一種のコミュニケーションのようなものとして、それを受け止めた。盗癖さえ、彼を拒否する理由にはならなくなったとき、ジュネは泥棒をやめた。盗むという以外の関わりをもつことができるようになったとき、その必要性は薄らいでいったのである。
『愛着障害ー子ども時代を引きずる人々』岡田尊司
https://www.facebook.com/yuko.hashimoto.167/posts/1379903175367871
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