mixiユーザー(id:17119814)

2016年11月22日10:35

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二酸化炭素

地球温暖化説支持者にとっては、二酸化炭素つまりCO2は「悪者」「厄介者」といった
感じで語られている。しかしオイラはそうは思わない。オイラはCO2は重要な「資源」
だと思っている。植物の光合成というのは、水とCO2を太陽光のエネルギーでブドウ糖
に変える。穀物も野菜も光合成によって、実りを為す。人はCO2を食べているのだ。

人為的に大量に発生するCO2をどのように利用していくか。一つには植物の光合成を利
用することだ。自然界で行われていることでもある。しかし現在は自然が吸収できないほ
ど過剰なCO2が出ているわけである。となれば人工的になんとかするしかない。

考えられるのは2つ。1つ目はCO2を高効率で光合成する植物を人工培養する。これに
は藻類が最も適しているという。話題のミドリムシも藻類の一つで実際には虫では無い。
藻類の中には石油とほぼ同じものを体内で作るものもあるから、エネルギー源にもなる。

もう一つは人工的な化学反応によって、CO2をアルコールのように「燃料」となる物質
に変化させる。いわば「人工光合成」である。こちらは日本において既に、光触媒により
CO2と水から蟻酸CH2O2にすることに成功している。この蟻酸を燃料として使う、
蟻酸燃料電池というものも開発が進められているということである。

というところに新たなニュースが飛び込んできた。アメリカのオークリッジ研究所で、触
媒を使い、常温で二酸化炭素と水からエチルアルコールを生成する方法が発見されたとい
うのである。これによるとカーボン、銅、窒素を成分とする触媒を使用し、炭酸水に電圧
を加えることで、燃焼と逆の化学反応が発生しエチルアルコールが生成できる。収率は6
3%。マジか?加える電圧がどれほどかにもよるが、コイツは画期的な発見なんじゃ?

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