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2016年10月22日11:16

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睡眠導入剤いろいろ

 70代女性が「寝付きを良くする薬が欲しい」と訴えて出た「睡眠導入剤」やら「安定剤」やら「抗不安薬」やらのリスト。効果や副作用は人それぞれだけど、「え?これ副作用??」と言うのもあったので、ここにメモ。


 デパス:一年ほど服用。風邪を引いて熱を出した時におしっこ漏らしてヘラヘラしていたので、処方した総合病院に電話したら救急で見るから連れて来いと言われた。行ってみると研修医と思しき若いお医者さんが「変ですねぇ、膀胱炎かな」と抗生物質を出したのみ。後日そのことを先生に話すと「ああデパス飲んでて発熱すると良くあることです」。転院と共に他の薬に変わった。

 メイラックス:2年くらい飲んでいたが、あまり記憶が無い。中途覚醒のために他の薬に変えたような気がする。特段の副作用が無かったか、気が付かなかった。

 ベルソムラ:翌朝めまいが酷くてすぐやめた。

 ハルシオン:寝付きが良く中途覚醒も少なく翌朝残りにくかったが、半年くらいしてから日没を怖がったり夜中に動悸がしたりと様子がおかしくなる。ネットで調べると副作用が疑われたので中止した。本来せいぜい2−3ヶ月の短期で使用する薬であり、長期に使用すると副作用が出やすい薬のようだ。ヨーロッパでは使用禁止になっているとか。他の薬に切り替えてすぐ不安が軽くなり、10日ほどで元に戻った。

 マイスリー:一週間ほど服用。目の周りが痛くなって困った。まさか薬のせいと思わなかったが、やめた途端に痛みも消えた。マイスリーの副作用で目が痛かったのか、それともその後処方された安定剤が目の痛みを緩和しているのかは判断出来ない。

 ソラナックス:一週間ほど服用。いつもやっていたことが分からなくなるなど、健忘を通り越して軽い認知症状態になった。やめて2〜3日すると元に戻った。

 ワイパックス:現在服用中。眠る効果は強い方ではない。翌日昼過ぎまで身体が重い。


 様子を見て下さいと言われても、その「様子」が患者の健康状態のゆらぎなのか、それとも副作用なのか素人には判断がつかない。やめて初めて副作用だったことが分かるパターンが多い。なかなか薬も難しい。
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