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2016年10月02日14:13

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K-01 と シグマ 28-80/3.5-5.6II

 やっとジャンク棚の ヤシカ ミニスター を買う決心をしたのにタッチの差で売れてしまった。ヤフオクでもぐるぐるしてる商品にビッドした途端に人にさらわれる始末で、どうもこのところついてない。と思ったら、ジャンクの山の中に見覚えのあるマウント。引っ張りだしてみるとプラの Kマウントに 864円の値札。

 手持ちの LED で透かしてみるとチリはあるがクモリは皆無。なんだかシグマのレンズで曇ったのを見たことが無いのだけど、ガラスが違うのかなぁ。その割にシグマは逆光耐性の弱さをちょくちょくネットで指摘されていて、それがためにレンズ専業メーカーのものはなかなか積極的に使ってみる気になれない。今回は縁があったので、手持ちの F35-80/4-5.6、FA28-70/4 と丸かぶりなのを承知でお試しすることにした。

 ネットで調べると発売は 2002年で、逆光に弱いことを除けば評判はそこそこ。マウントまでプラで出来ていて大きさも重さも DAL18-55 と良く似てる。(写真左)奇しくも 18-55 は換算 28-80 だ。銀色の筐体は安っぽく見えるが、K-01 に付けてみると案外悪くなかった。そう言えば黒(と濃いグレー)以外のレンズは初めてだ。新品当時1万円を切るくらいで売られていたらしい。

 ちょっと撮ってみたがどうも諧調が眠いようだ。(写真中) せっかく解像してるのに特に開放でボヤっとするのは、ハロかも知れない。絞れば改善するが全体にフレアっぽい印象は変わらない。寄った時のボケの汚さはなかなかのもので、花などを撮る時はバックをよく考える必要がある。(写真右) ただしマクロモード近くまで行ってしまえばボケは気にならない。一番の懸念は逆光耐性だが、天気が悪くてまだ試すことが出来ない。晴天下の色の出方も見てみたい。

 35-80 には色乗りで、28-70 にはボケで負けているが、逆に言えばそれ以外はいい勝負。これくらい写ればフィルム時代なら万能スナップレンズ、私の現役時代であれば夢のレンズだ。特筆すべきはマクロも含めた近接時の解像度。写真右をピクセル等倍で見ると花に止まった虫がきっちり見える。結構びっくりなマクロについてはまた改めて。
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