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2016年09月23日06:47

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キャノネットJunior 40/2.8

 EE時の絞りが不安定だったので、結局そのへんがちゃんとしてそうな個体を1つ買い足してしまった。修理に挑むのも手だったのだけど、実はこの 40/2.8 を K-01 で使ってみたかった! (んでジュニアはジュニアでフィルムを通したい!)

 新しい個体はやっぱりハーフミラーがダメになっていたので1号機の(元はニューキャノネットの)ものを移植。ただメーターの振れが少し鈍いので一度フィルムを通して調整してやらないとならないかも知れない。

 さて1号機からレンズを取り出す。貼り皮を剥がしてエプロンのネジ4本でレンズボードとメーターがゴソっと外れ、後ろのカニ目で鏡胴がスッポリ取れる。うまく出来てるねー。外せる部品をみんな外して K-01 のマウントに押し当ててみると、30cm くらいのところにピントが来た。鏡胴を削るか自作する気になれば無限遠が出るだろうが、それはまたいつかのお楽しみ。

 この「マクロ専用」状態で撮ってみて驚いた。まぁ良く写ること!! 色も奇麗。ボケも奇麗。解像度も素晴らしい。ハイマチックEの 40/1.7 よかいいんでないかい。まぁ無限遠が出ない状態でアレコレ言っても仕方ないのだけど、楽しみなレンズがひとつ増えたのは確か。なんだったらこのままマクロレンズとして使う手も無いでもない。明るいレンズはボケに難があり大抵は絞ってもその傾向が変わらないが、暗めのレンズはそもそもの素性が良く開放からちゃんと実用になる。廉価版レンズ万歳。

 写真左:蚊取り線香とライター。F11くらい。くっきり鮮やか。 写真中:ロープ。これもF11 くらい。繊維の一本一本がきっちり写っていてボケも奇麗。いいねー。 写真右:セレンまで取っ払った状態のレンズ。この時点で前玉回転式のヘリコイドを一度外してしまったので、ピントがどこに来ているのか分からない。失敗した。 Canon Lens SE の表記は初代キャノネットと同じ。 SE ってナンダロ ...セレン?

 同じレンズと思われるニューキャノネット28(ちなみに CdS になったせいかレンズに SE の表記なし)について調べてみたら、こちらには距離計が付いているし、プログラム露出のお陰で鏡胴がスッキリ。 QL17のあの使いにくい距離レバーは無くなっていた。むむ。ダークホース?
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