休みを重視してないからなんじゃないの

1000万円以下の築古年中古物件に住み、一日３時間のパート時給800円。
大学生の長男は自活しているからいいものの、学費だけは親の務めと出世払い方式で立て替えているので就職するまでのあと５年間分を稼がねばならず、パートではその額が賄えないので、日々の食費や地道な生活費の節約で乗り切っている。
そんな生活なのでもちろん貯蓄は無い。
お金の工面にヒヤヒヤする時もあるね「しまった〜！固定資産税のコト忘れてた〜っ！！」つって。
だけども入ったばかりの今の会社を辞めようとも思わないし、他に仕事をしようとも思わない。
月に何回かの食事を抜いたら学費いけるな、と思ったら積極的に食べないよね、昼ごはん。
昼ごはん抜いても死にゃぁしないし。

このその日暮らしの生活をいろんなひとが「自由でええなぁ〜」て言うけど「同じように暮らしたらええやん」て言っても、これまで誰ひとりやった人はいない。

「ランチ行かへん？」
「いいですよ〜いつにします？あ・でも先輩が希望する高いトコは行きませんよ、私に合わしてファミレスにしてください」
「わかった、わかった、もっさんも誘おうか。会社いつなら休めるカンジ？」
「いつでも。」
「さすがに前日にゆぅてもそれは無理やんな？」
「連絡さえしたら当日でも休めまっせ」
「なにそれ…そんな会社あるん？」
「あります。今度の会社はそうゆう会社やったんですよ、この世の天国みたいな会社。いつ休んでもええし、何日休んでもええ」
「いいなぁ」
「けど、お金にはならへん。休み重視で転職を考えてるならウチに求人あるかどうか上司にきーてきましょか？」
「…いや…それは、ええわ。」
「結局、本心でええおもてへんでしょ」
「う…うん…」

みんな私の再就職先を「ええなぁ〜」て言うけど、月48000円以下の給料になる生活は選ばない。
パートでも８万円は稼がないと必要な金が賄えないと言う。
私も旦那がべらぼうに稼いでいるわけじゃないから、４万円では必要な金が賄えないのは事実だけど、幸いにも支払いに足らないのがどうもあと３万円くらいで、それやったら３時間だけ働いて足らずはやりくりでどうにか出来るという自信がみなぎってしまったもので、ストレスフリーな職場環境を重視するあまり、その結果つい、こうなりました。休める会社におるってことは、それだけお金にはならないって覚悟はしないとね。


■なぜ日本のサラリーマンは、会社を休まずに働き続けるのか？ 又吉直樹が「地位財」理論に納得
(キャリコネ - 06月19日 07:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4050975