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2016年06月13日09:18

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K-01 とシグマ70-210UCII

 FA70-200 を見つける前にジャンク箱で拾ったミノルタマウントのAFレンズ。フィルム時代のキットに使われたものだそうで、コンパクトが自慢の 70-210/4-5.6。 Kマウント化出来ないかとバラしているうちにあられもない姿になったが、リコーのズームのマウント部分を合体させたらすんなり無限遠が出た。ちなみにPレンズのマウントには独自接点があってペンタの AF マウントで悪さをするらしいので、爪楊枝と接着剤で穴を塞いでいる。

 K-01 に付いているのがそのシグマのレンズ。フードのように見えているのはレンズの筒部分で、ここを持って直進ズームとして使うことが出来る。本来のピントリングはカムが見えている辺りにあり、絞り環がある辺りに回転式のズームリングがついていた。見えている絞り環は飾りで基本は絞り開放。マウント側から棒を突っ込んでレバーを動かせば絞ることも出来る半固定実絞り仕様。

 マウントとの接合はエポキシ接着剤を使った。接着面がかなり小さいのでどうかと思ったが、いやー、エポキシ強力だわ。この接着剤を知ったのは写真部現役時代で、レンズリアキャップ同士をくっつけると便利だという話を聞いて試したのが最初。今もやってる人がいるようだ。どっかの質問サイトで「そんな危ないもの人に勧めるな」って怒ってる人がいたけど、キャップの接着面を力づくで剥がそうと思ったらその前にどこか他が壊れると思う。数十年前に作った両面リアキャップは今も現役で、経年変化にも強い。

 開放同士で FA70-200/4-5.6 と撮り比べてみたが、解像度もコントラストももうひとつ。良く言えば軟調、悪く言えばシャキっとしない。光学系は綺麗だしボケも悪くないので、もしかしたらポートレート向きかも知れない。雨の桜がしっとり写っている。ちなみに右に並べたのが先日入手した FA70-200。前玉のカビが酷いのでせめてフードを探してあげたいなぁ。
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