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2016年04月28日15:30

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K-01で撮ってみる

 都合1時間ほど、なんとなくブラブラと景色や花を撮ってみる。液晶ファインダーは構図を追い込む気になれずコンデジで撮ったような写真ばかりになった。当たり前だがカメラのファインダー形式は撮る写真の質にまで影響する。もう一眼レフで撮っていたような写真は撮れないのかも知れない。

 M28/2.8 は換算 42mm だが不思議なことに昔から知っていた画角のように使い易い。元々 50mm は長過ぎると感じていたから私にとっての標準はこの辺りなのかも知れない。 M50/1.4 は 75mm 相当の中望遠になるが、これも違和感が少なかった。風景をゆるく切り取るのに使えそうだ。 M120/2.8 は長過ぎて用途が見つからない。

 F35-80/4-5.6 は AF が使えるから使い道があるかと思ったが、トキナーの 35-70/2.8、シグマの 35-70/3.5-4.5、コズミカの 35-70/3.5-4.5 共に画角に慣れることが出来ない。どうも私にズームは無理のようだ。常用に 18-35 でも買ってみようかと思っていたが、こりゃ困ったな。ちなみにトキナーは一眼レフで覗くとフレアが酷いのに液晶ではそれと分からない。むしろ撮ってみると開放から解像度が図抜けていてちょっと驚いた。

 手元にある SMCP 55/1.8 と S.M.C.T 50/1.4 を、SMCP-M 50/1.4 と比べてみた。タクマーの開放が少し甘いがカビのせいかも知れない。どちらにしろ M50 と替えてまで使いたいほどの個性は感じなかったので、また押し入れに戻しておいた。タクマーの A/M 切り替えは便利に使えるかと思ったが M レンズでグリーンボタンの方がラク。今のところ M42 方面に進出する予定も無い。

 現役時代はマニュアル露出だったので M レンズでの絞り込み測光自体は苦にならないが、グリーンボタンの位置が悪いのと、レンズごとに「儀式」が異なるのがやや煩わしい。まぁそれも含めて楽しみなのかも知れない。

 液晶はどうしても手ぶれが気になるのだが、手ぶれ補正はどこまで信用していいのか分からない。例えば同じ 50mm でも撮影距離 5m と 50cm では補正量が変わるはずだが、そのへんはどうなっているのだろう。少なくとも K/M レンズではカメラ側から撮影距離を知る方法は無いはず。リクツでは実際の映像を使ってレンズごとの補正量を計算出来るのだろうけど、そういう話も聞かない。

 液晶ファインダーでの MF はピーキングが頼りだが、例えば木の葉や砂利などのように細かい要素が多い時はどこに合っているのか分かりにくいし、拡大表示の OK ボタンも撮影中に操作するような位置にない。結局ピンをずらしながら数枚撮ってみることになる。やっぱり実絞りは厳しいなぁ。せめてプリセットが欲しい。 K-01 に EVF が付いたらいくつかの問題が解決されると思うのだが、いつか K-02 が出るかなぁ。

 写真は KONICA FP に付いていた HEXANON 52/1.8 で撮ったもの。もちろんバヨネットは噛み合ないので手で押さえながら。フランジバックが短いため 1m 以内にしかピントが来ないが、ヌケが良く見かけの被写界深度が深めで花を撮るのに良さそう。実絞りかプリセットに改造出来ないかな。
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