スタートは河口湖。富士急がSuicaに対応したので、大月での乗り換えが随分楽になった。
しばらくは湖畔を走る。空気は冷たく澄んで富士山が綺麗。
頭に雪を冠した、いかにもな姿の富士山だ。
御坂峠への道の手間の浅間神社に寄った後、白滝林道へ。最初は舗装路だが、落ち葉が多いので太いタイヤは安心感があって良い。
勾配はきついがMTBのギア比で紅葉を楽しみながらゆっくり走るには苦になる程でもない。
途中、母ノ白滝という看板を見つけ行ってみる。
立派な滝で登山道の入口になっていた。見ると林道に通じているよるなので、せっかくだから行ってみる。
最初は階段が続き担ぎがしばらく。
途中から押して進めるが、流石に運動量が高くなって暑くなり中に着たフリースを脱ぐ。
40分ほど進み林道へ復帰。これよりダートの林道の登りだ。
途中、見晴らしの良い鉄塔の所で食事休憩。
その後も走りやすいダブルトラックの道は続く。
一つ失敗だったとすると、是非下りたい道だったことか。もっとも、走りやすくて登りでも十分すぎるほど楽しめる良い道だった。
西川新倉林道まであがると、ここからは舗装の下りが始まる。
ここから府戸尾根に上がることも出来るので、今度はそちらにも行ってみたい。
落ち葉が多いのと、道が狭くカーブが多いのでスピードを出さずにゆっくりと走る。
見晴らしが良く、河口湖とその向こうの山脈のパノラマはなかなかのものだった。
下吉田近くに降りてきてさらに大月方面に下る。
大通りから少し外れると、静かな道が続き走りやすい。
鹿留川にそって二十曲峠への上りが始まる。
未舗装は最初に少しあっただけで途中から舗装。
途中にいくつか神社があってちょっと立ち寄ってみたくもあったが、時間もあるのでまたいずれ。
二十曲峠では出立しようとしていた、できさんと会い共に下る。
一度、今夜の宿の「ぱうぜ」に顔を出してからもう少し走ることに。
すぐそばにある諏訪神社と浅間神社に参拝し。道路を跨いで歩道橋で敷地がつながっていた。
ダイヤモンド富士が見られるかとポイントを探したが、撮影をしている人が湖沿いに沢山いてどこがそうなのか分からなかったのと、山の後ろに雲が出ていたので見ることは出来なかった。
とはいえ、間近で見る富士山は迫力があって良かった。
皆、宿に続々と集合し、来た人からビールをいただく。
差し入れの日本酒と続き、食事前にもかなり飲み食いしてしまったが、夕食は豪華で美味しかったのでぺろりと平らげてしまった。
ペンションに泊まるのは初めてだったが、洋風の民宿といった感じでのんびりと居心地の良い雰囲気だった。fcycleの人が何年も通い続けるのがよく分かる。
食後は近くの公園で花火があるというので見に行く。
寒さが心配だったが、飲んで火照った顔に夜風が心地よかった。
戻った後はワインをいただく。床暖房の素晴らしさはやばい。
頭がボーっとして前後不覚になるほど呑んだ。
翌朝、あれほど飲んだのに不思議なほどすっきりと酔いが冷めていた。
曇って入るが雨の心配はないようなので皆でτ・κさんの縁のコースを走って甲府を目指すことに。
河口湖まで下り湖畔経由で若彦トンネルへと向かう。
トンネルまではまでは登りに。チェーンがカラカラいうのでちょっと気になる。
トンネルを抜けたところで確認するとひとコマ欠けていたので急いで継ぎ治す。
そばに名水があるというので寄ってみる。変な休憩所みたいなものが作られていた。
山に挟まれた谷間沿いに集落が続く。
下り基調で寒い。
昼食は蕎麦屋で。地菜炒めというのを注文してみる。
おひたしを炒めたもののよう。蕎麦に投入したらとてもよくあった。
登り返す静かなルートと、大通りだが下りの続くルートでどちらにするか相談した結果、下りルートに。
思ったよりは車は少なく、ダイナミックな景色の道が続く。
右左口トンネルまでは登り返し。
坂自体は大したことないが左手が崖になっていて怖かった。
甲府盆地に降りると大分暖かくなってきた。
最後は荒川サイクリングロードで甲府駅の近くまで。
ラストはうっすら青空も見えてきた。
かいじの出る30分前に駅到着。
車内でビールで乾杯し来年も開催したいねなどと語り合った。
ログインしてコメントを確認・投稿する