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2015年10月18日18:53

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ホークアイとデュアフレックス

 なんかいろんなものが出て来て面白い。1980年頃に井の頭公園付近で撮ったプリントが見つかったのでスキャンしてみた。裏面には左から順に、Brownie Hawkeye ER 29/3/'82、DuaflexII ER 17/1/'82、D、のメモがある。

 Hawkeye と Duaflex は 620 を使うコダックの超簡単 6x6 カメラ。前者はカンテラ風、後者は二眼レフ風。素性はネットで調べて頂くとして、要はボックスカメラでもこれくらいは写りますよと言いたくて引っ張り出して来た。 ER はエクタクロームのことで、つまり露出調節機構の無いカメラにリバーサルを入れて撮っている。ピーカンにはピーカンらしい、夕刻には夕刻らしい写真が撮れる。画角とピントと露出が固定なら、その条件に合う被写体を探せばいいのだ。昨今のデジカメのように何時でも何でも綺麗に撮れたら面白くないのである。ちなみに記憶が定かでないが、エクタ64で撮ってダイレクトプリントしたものと思う。

 で、D とメモ書きのあるのは私の知る範囲内で最低のカメラ、Kodak Disc Camera である。あろうことか当時知人に薦めて買わせてしまったのが未だに悔やまれる。なんで光線漏れしてんだよコラ。写っているのは井の頭線、井の頭公園駅。渋谷行きホーム端から吉祥寺行き電車を望むの図。のんびりしていいところでした。

 LUBITEL のポジも出て来たけど、これは綺麗に写ってるだけで何の面白みもないので今回はスルー。せっかくピント合わせの機構があるのに近距離でアテにならないのが寂しい。

 いわゆる豆カメラは引き伸ばし必須なので、その分ピントや露出がシビアになる。だから実際には初心者とか子ども向きではないと感じる。その点ブローニーはフィルムが大きいのでコンタクト(ベタ:等倍焼き付け)でも充分鑑賞出来るし、リバーサルをルーペで覗いた時の美しさは格別である。 135 はデジタルに置き換わるだろうが、ブローニーは何らかの形で生き残ってくれると嬉しいなぁ。
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