mixiユーザー(id:2760672)

2015年09月19日16:22

579 view

nx48をバラす

 そも最初に入手した nx4820 がまさかの HDD コネクタ欠品だったところから事は始まる。仕方がないのでそれ目的でバックライト切れの nx4800 をお安く入手したはいいが、手元に残った nx4800 が不憫だ。

 単なる予備部品として転がして置けばいいのだけれど、やっぱり動かしてみたいのが親心。いや産んだ覚えはないのだが。ヤフオクを覗くと「起動しません」の nx4800 がこちらを見ている。悪い病気だなぁと思いながら最低価格で入札、誰も競ってくれないまま落ちる。そう、iBook も ThinkPad もこうして増えて行った。

 届いてみると品物はちゃんと起動する。普通なら喜ぶところだが、綺麗なニコイチにならないことにがっかりする。しかも当てにしていた液晶は起動直後真っ赤ののちうっすら。これ蛍光灯かなあ。最初からうっすらよりはマシだろうと、2つの nx4800 をバラして液晶交換。あれ、状態が変わらない。インバータを移植したら症状も移動した。そうか、これインバータの故障か。

 最初からわかっていた 512メモり2枚と 80GB の HDD で落札代金の元は取れているが、嬉しいことに綺麗なキーボード、40分持つバッテリー、そして DVD-R ドライブが手に入った。単体で DVD が焼けるのはありがたいし、40分保つバッテリーは普段使いに惜しげがなくていい。キーボード自体は壊れていたが、綺麗なキートップを再利用出来た。念のため CPU クーラーを回収。

 分解は戸惑うところが少なかった。本体裏の見えるところ(HDD室含む)のネジを全部外せば、ラッチボタンのところで少し引っかかりながらもバキバキと裏蓋が外れて行く。もっとも後でわかったことだが CPU 周りをいじるんでなければ裏を開ける必要はない。光学ドライブもネジ一本で外れる。(このネジは他と違うので注意) スピーカーは左右一体でそこそこの容量だが、コーン自体は思ったより小さかった。この筐体にしてはいい音がする。

 バッテリー室の小さなネジを5つ外すとキーボードのベゼルが外れ、キーボードやリッドの取り外しが可能になる。リッドを外すには裏側にある無線LANボードのアンテナケーブルを外してずるずると表に引っ張り出さないといけないが、全体にシンプルで作業はしやすい。液晶ベゼルはゴムで隠してある6つのネジを取ればバキバキと外れる。ヒンジ側がちょっと冷や汗ものだった。液晶本体やインバータボードの交換も簡単。で、全てを終えて出来上がったのは、結局バックライトが点かない nx4800。何のための作業だったのやら。
0 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する