mixiユーザー(id:2760672)

2015年09月05日14:45

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手術当日

 8時間半に及ぶ脳の手術のあと、ICU 前の控え室で待つ我々のところに来た先生は、疲れた様子も興奮した様子もなくいつのも顔で、「終わりました。うまく行きました」と告げてスタスタと歩いて行った。こんなにあっさりしている先生も珍しい。30分ほどして面会すると、患者はこちらの言うことも自分の状況も分かっているようだが、麻酔のせいか、うまく喋れないようだった。明日には落ち着いているだろう。

 途中、「手術室に来るように言われた急性XX炎の○○ですけど」とやってきたおばあさんは、両手に紙袋を抱えたまま手術室の方に入って行って、それきり ICU には戻って来なかった。都合12時間以上も病院にいたのに、とても短く感じた一日だった。
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