人生初の『一人歌舞伎』してきました。
今日すべき用事が片付いたので、突然思いついて、昨日の夕方チケットフォン松竹に電話
S席1枚・・と申し込んだら前から7番目、ほぼ真ん中の席。うわ〜〜〜!そんないい席、奇跡!
開演30分前までにチケット引取してくださいと言われたので早めに歌舞伎座へ
地下の木挽町広場は大賑わい。夏祭りの風情を楽しめます。(ここはチケットなしで入れます)
一部の演目は『おちくぼ物語』と『棒しばり』でした。これが、絶品。最高でした。
『おちくぼ物語』は歌舞伎版シンデレラ。継母にいじめ抜かれてた姫が幸せになる物語。姫の七之助がきれい。そして従者役の巳之助のセリフ回しの間の表情がふっと2月に亡くなった三津五郎さんを彷彿とさせます
『棒しばり』は主人の留守中に、棒に縛られながらもお酒を飲んで盛り上がる冠者の踊り。勘九郎と巳之助の踊りの切れの良さ、そして表情の素晴らしさ。勘三郎さんと三津五郎さんが間違いなく空の上でお酒を飲みながら喜んでいるのを感じました。汗びっしょりの若い二人の舞台を見守る彌十郎さんもステキでした
こんな素晴らしい公演のチケットがまだ残っています。皆さん、見ないと損ですよ。
まだ20年弱しか観劇歴はないのですが、私が今まで見た歌舞伎公演のベストとも言える二作品でした。平成生まれの巳之助君がこんなに立派に成長するなんて、感涙・・・すっかり母の気分になっています
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