2015-07-20_fcycle尾瀬ツアー三日目

→二日目（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1944632708&owner_id=25356374）

朝の四時ころ、激しい雨音で目を覚ます。明け方は涼しく快適だが今日は駄目そうだと思いもう一度眠りにつく。
朝食は六時半に頼んであったので六時前に起きだす。雨は小降り。もしかして行けそうかと思い天気予報を確認すると、昨夜と打って変わって一日曇り、昼過ぎからは晴れ間も見られるかもしれないと。
朝食の間に雨はあがり今日は問題なく走れそうだ。おにぎりも宿で用意してもらう。
名残は惜しいが出発。居心地のいい宿だったなぁ。高地さんはいい宿を見つけるのが上手い。
スタートは曇り空。気温はまだ高くはないが湿度が高い。これで陽が出たらきつそうだ。
走りだしてすぐに待つ新鳥居峠。最初はなだらかな登りだが峠に近付くに連れ次第にきつくなる。
蒸し暑くて汗が腕を伝って流れ、眼鏡が曇る。しかし、しっかり食べてよく寝ているので調子はいい。
多少の登り返しはあるものの、そこからは快適な下り。名水や眺めの良い所で足を止めつつ昭和村へ。
そこから再びの喰丸峠への登り。
なんだか曰くありげの名前だとか流行りで言えば日本刀っぽい名前だとか話していたが、峠道に入った途端に空は開けているのにGPSが信号をロスト。雰囲気もなんだか不気味で短い割に辛い峠だった。
しかし本日の大きな登りはこれで終了。晴れて暑くなる前に終わらせることが出来てよかった。
途中で自動販売機休憩をはさみ只見線側へ下っていく。青空も見え始めて来て、嬉しい反面、暑くなるのは少し怖い。
滝谷駅付近で只見線を跨ぐ。線路を見るといざというときの退路が確保できた感じで少し安心する。
湧き水が出ている場所もあった。かなり気温が上がっていたのでありがたい。
一旦線路を離れトンネルを抜ける。テールランプを付けるのが面倒くさく自動点灯のものがほしいと思う。
青々とした田圃の中の道を抜けると柳津。
丁度お昼時なので道の駅で休憩。あわソフトを食べる。あわ味なのではなく、あわの実が振ってある。
空はどんどん晴れて青く、気温もどんどん上がっていく。
天気予報よりかなり早く晴れ間が出たようだ。
前日の夜の雨予報はなんだったのか。やきもきさせられた分、嬉しさも倍増なのは確かだが、しかし暑い。とはいえ、絶景が続き気分はハイだ。
立ち寄った熊野神社も素晴らしかった。
荘厳な雰囲気で、ずっと頭のなかでJRのCMの音楽が流れていた。
〆は喜多方ラーメン。駅まで少しあるので、ノンアルコールビールと一緒にいただく。
汗をたくさんかいたのでスープまで飲み干してしまう。
喜多方駅には3時頃に到着。電車の時間までは余裕があるので涼しい駅の待合室で待望のビールを。
おまけに丁度やってきた「SLばんえつ物語」号を見ることが出来た。
会津若松で乗り換えて郡山まで、終わってしまえばあっという間だったなぁと思いつつ、車窓からの景色を眺めながらビールをもう一本あけた。