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2015年07月26日17:25

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2015-07-12_笹子峠〜黒野田林道〜雛鶴峠

7月に入ってから休みの日に悪天候が続いていたが、やっと走れるチャンスがやってきた。
翌週にはちょっと長めのツーリングが待っているので無理しない程度に、かつそれなりの距離と登りを走っておきたい。そこで、以前に他の方の日記で良さそうだと思った林道を絡めて作っておいたコースを走ることにした。
始発の次の電車で出発。高尾乗り換えの待ち時間がやや長いが、立川乗り換えの殺伐とした空気がないので良い。
乗車客は甲斐大和駅でほとんどが降り、上日川峠行きのバスやタクシーを待っている。
手早く自転車を組み立て、混雑した駅前を離れ近くのコンビニで補給食の買い足しとトイレを済ませスタート。
それにしても暑い。空は青く陽射しは強い。この天気を来週のツーリングにとっておけたらと思う。
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まずは笹子峠への登り。勾配は緩やかで日影が多く快適。
峠までの距離を示した看板が一定間隔で立てられているのでペース配分にはいい。
ほとんどプラシーボ効果だろうがいろいろサプリメントを試していたのでちょっと調子がいい感じ。
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峠のトンネルを過ぎて下りに入って暫く行くと矢立の杉。
保護のために今は中が覗けなくなっている。以前来た時は夕暮れとの競争で通過してしてしまったのだがその時見ておかなかったのが悔やまれる。
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快適な下りが終わり、登り返し。
しばらくは陽を遮るもののない一本道を進む。勾配もきつく暑くて辛い。
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林道に入ると日影も増え、かなり楽になってくる。
石や枝が結構落ちているが、ツーリング車なら気にならない程度。
所々、樹々の切れ間からの眺めも素晴らしい。何より車が全くおらず静かでいい。
結局、トレランぽい格好の人が二人、路上でお弁当を広げていた以外、誰にも会わなかった。
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ピーク付近はちょっと登りがきつかったがその他は快適の一言。
下り始めてしばらくにある展望台で食事をとる。
晴れてはいたが、もやっていて富士山は見えなかった。
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富士急をまたぎ雛鶴トンネルへと向かう途中、護良親王の伝説の残る石船神社を見つけ立ち寄る。
ツヅラの話の印象があるので生き延びたかと思っていたが結構早くに暗殺されていたのか。
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気温は段々上がり、陽射しも益々強くなってきたが、道沿いの石橋に布団を干している家があったりと、雰囲気は良い道だ。
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しかし、リニア実験線までは暑くて仕方なかった。
ハイドレーションに水、ボトルに麦茶を入れていたが、逆がいいと思った。
水は飲み飽きるし、ボトルに入れておけばかぶることもできる。
やっと登り切ったと思ったが雛鶴トンネルはリニアのトンネルからもうひと登りした所にあり、気力を保つのに苦労した。
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トンネルを越えると雛鶴神社がある。由来の雛鶴姫は護良親王の寵姫だとか。太平記は読んだが全く覚えていない。興味が出たので今度調べてみよう。
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相模湖の方まで走るつもりだったがあまりにも暑いので藤野への分岐を下ることに。相模川を渡るまでは交通量も多くちょっと走りにくかったが、ちょうど東京直通の電車を捕まえられたので良い引き際だったと思う。
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