森茉莉生誕110周年記念「甘い蜜の部屋」展＠ヴァニラ画廊

今日は予定通り休暇。
午前中たぬ〜の血液検査に付き合って、そこから銀座に出かけた。
お目当てはもちろんヴァニラ画廊。
先週から森茉莉生誕110周年記念の「甘い蜜の部屋」展が開催されている。
森茉莉はご存じ大文豪森鴎外の娘である。その畢生の大作『甘い蜜の部屋』は古今東西最強のニンフェット牟礼藻羅(むれ・もいら)を描いた小説である。
これについては以下の駄文を参照されたい。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1895510442&owner_id=3696995

一言だけ言っておく。
こんな少女が近くにいたら大変である。

美少女モイラに魅せられた作家たちによる多種多様のモイラ像。
壮観である。

少女主義的水彩画家たま女史もこのための新作を3点展示。
いずれも強烈にモイラを印象付ける。
やはり色彩の美しさが空間の中で独特の存在感を放っている。
簡単に言えば目立つのだ。
どこにいても目を向けざるをえない魔力とも言えよう。
これ即ちモイラの魅力とも相通じる。
たまさんとはこんな絵を描く作家さんである。
http://tamaxxx.egoism.jp/

ほかでは書籍の表紙などで活躍する山田緑さんの作品が目を引く。
ずっと気になっている作家でもある。
HPのトップの作品が展示されていて、これがとても良い。
http://www.midoriyamada.net/

森茉莉の自筆原稿も参考展示されていて、なかなか見応えのある企画展になっていた。

http://www.vanilla-gallery.com/archives/2013/20130415.html