この頃、夜に帰宅する時には南の空には悪くなった目でも判る星座オリオン座の肩に当たるベテルギウスと、その南にひときわ明るいシリウス、それらより若干東にあるプロキオンの「冬の大三角形」が目立ちます。
この「冬の大三角形」の面積は という題でヤフー智恵袋がありました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1178340706
でもベストアンサーの解答のベテルギウスまでの距離は最近になって見直され約650光年−約5割増しになっています。
という訳で、先日計算したマイツール表にベテルギウスのデータを流し込む前にチト暗算。
ヤフー智恵袋のベストアンサーや40年前のプリントアウト【誰も見られないか】を見ても判るようにシリウスとプロキオンは非常に近距離で約5光年。これは太陽とアルファ−ケンタウリとの距離とほぼ同一。太陽−ベテルギウスが650光年ということは同一方向にあるシリウスやプロキオンとベテルギウスの距離はシリウス(8光年)プロキオン(11光年)までの距離を差っぴいて640光年の超鋭角な三角形らしい。
ならば、tanΘ≒sinΘだから面積は
5(光年)×640(光年)÷2≒1600(平方光年)
では計算...
シリウス−プロキオン…5.06光年
ベテルギウス−シリウス…647光年
ベテルギウス−プロキオン…643光年
ヘロンの公式(S=√((s-a)²+(s-b)²+(s-c)²+s²)に代入すると…
面積は994平方光年(有効数値3桁)
うわぁ!6割も違う
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