今日(18日)よりアスニーの平安京創生館で始まった『京都明細大絵図』は必見!
2m×3mの巨大な手書き絵図を原寸大コピーしたもので細部に細かな書き込みがある。
いわゆる江戸時代の京都地図と言うものが、幕末の京都だと改めて認識した。
岡崎に親藩の屋敷は無いし、鴨川西岸にも「お土居」は寸断されてますがあちこちに残っている。さらに天神川と御室川は九条あたりで合流して、桂川ではなく鴨川に流れ込んでる。今までの江戸時代京都のイメージと微妙に異なるのは、やはり18世紀初頭という幕末より百年前の時差なのだろう…!
御土居は、「お土居」でも「御土居堀」でもなく「土居薮」の表記だったのも新鮮な驚き
隣の平安京模型と併せ見ると平安時代−江戸時代の5世紀間の変化の大きさが際立つ。それから現在までの3世紀間の違いとの差を考えると、やはり京都は室町の上京・下京を母体に発展してきた街なのだとの想いに耽る展示だ。
無料博物館だから是非是非、一見を…
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