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2010年10月27日23:59

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【二百名山】101024_御神楽岳

ハードな山行で恐れられる「にゃー隊」だが、今回はなんと御神楽岳、蝉コースを登るという暴挙に出た。

「にゃー隊」の活動のハードさは折り紙つきで、その昔、あまりのハードさに、絶壁で、「こわいー!」と絶叫する隊員まで出たという噂もあるが、にゃー隊長はあまり多くを語らない。

今回の御神楽岳蝉コースだが、にゃー隊長は6月にも一度行っているが、あまりのハードさに下りは危険と判断した。なにしろ、健脚者が「バテた。」「全身筋肉痛だ。」「別格だ。」というので、大変なコースである。

しかし、登りだけなら、危険性は半分以下に減る。室谷口に車をデポするという作戦に出た。

フォト、行程は、下記URL参照。


http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000001481844&owner_id=13824063


津川インター近くのファミマに5時に集合。なんと、今回は、山ガールが3人も参加してくれた。にゃー隊長は大張りきりだ。

※山ガールの定義:もちろん、年齢不問であることは言うまでもない。

あと一人は、20代男性だ。登山歴は、2年だそうだが、すでに平ヶ岳日帰りなど、ハードな登山もこなしているとのこと。


まずは、室谷口に車をデポし、蝉コース登山口に向かう。車中、早速、参加者からは、「ガイドブックには、入山禁止と書いてあった。」などと、不安の声が上がった。


大丈夫なんだにゃー!にゃー隊長に任せておけば、まちがいはないんだにゃー!猫


そんなお気楽、にゃー隊長に「こんな隊長で大丈夫なのか?」と不安をつのらせ、登山口に向かうのであった。

すでに、林道わきに車が駐車してある。一番奥の駐車場で詰めるが、すでに満車に近い。(4,5台しか停められない。)スペースをみつけ、駐車した。

それにしても、他県ナンバーが多い。しかし、ここは、登山、沢登り、釣り、山菜といろいろな人が来るので、何が目的で来たのかは、不明だ。


早速、にゃー隊長は、登山地図をひろげ、説明をした。


この地図の通りに行けば、問題はないんだにゃー!猫


にゃー隊長の詳細な説明にみんな納得。(したのか?)そして、出発。

最初は、沢沿いの林道を歩くが、左側が切れ落ちているので、危険。また、沢を何度か渡渉するが、滑るので注意が必要だ。

途中、左手に真っ青な沢が見える。これも魅力の一つだ。そして、1時間ほどで、湯沢の出合につく。先行する5人グループに追いついた。メット、ハーネスなど、装着していたので、沢登りかと思ったが、危険防止のためつけているらしい。

彼らも、室谷までぬけるらしい。時間に余裕があるのだろう。もし、蝉コースを往復するなら、初心者のためにザイルを出すような時間はないので、注意が必要だ。

湯沢の出合からは、御神楽岳の大岸壁を望むことができる。すばらしい眺めだが、ちと曇り気味なのが残念。

ここから、急登になるが、すぐに大展望が現れる。紅葉もいい感じで染まっている。


きれいなんだにゃー猫揺れるハート


すばらしいんだにゃー猫るんるん


もちろん、にゃー隊長は写真を撮りまくる。優秀な隊員ばかりなので、地図を見てもらって、どんどん先に行ってもらうという作戦だ。

すると・・・、


にゃ?にゃにゃにゃ?だれもいないんだにゃー!隊長をおいていっては、いけないんだにゃー!猫


あわてて、みんなを追いかけるにゃー隊長であった。

まあ、まじめな話、登山は自己責任なので、各自の主体的な行動を期待する必要はあるだろう。よほど、迷うポイントがない限り、ルートファインディングは自分でした方がいい。

また、結局、それが登山の面白さであると思う。いつまでも、誰かについて行ってるだけでは、自己責任の意識が育たないばかりか、登山の面白さも半減してしまうと思うのだ。


さて、今回の核心は、ヤセ尾根の「股ずり岩」だが、もちろん、にゃー隊長は立って歩いた。だが、何人かは、またいだり、這ったりして、通過した。ここは、危険なので、各自、安全な方法で通過したい。

そして、ピークの高頭(こうつむり)まで来た。ここには、標識がない。ピンクのテープが貼ってあるだけ。この先、樹林帯に入るので、それが目印になる。

樹林帯の中は、ヤブがあったりする。まあ、踏み跡はしっかりしているし、そんな深いヤブでもないので、問題はない。

樹林帯を抜けると、湯沢の頭に出る。ここからは、御神楽岳の尾根がきれいに見える。紅葉もとても美しい。

湯沢の頭には、先行者の男性が一人。彼は、ここで降りると言う。体力温存をして、安全に降りるという判断は懸命だ。すでに、ここまでで、御神楽岳の魅力の大部分は見ることができたと思う。

そして、その先、下山してくる3人の沢登りのパーティと遭遇。

御神楽岳の山頂は近い・・・、はずだが、なかなか近づかない。見える山頂は遠く感じるものだ。

ついに、にゃー隊は山頂に到達。にゃー隊長は、一生懸命、お湯を沸かして、3人分のラーメンのお湯を沸かす。やはり、山頂で食べるラーメンはうまい。

但し、6月に来た時は暑かったので、山頂でラーメンは失敗だった。気温のことはよく考えないとえらい目に会う。

さて、下山だ。室谷コースに方向を変える。こちらも、紅葉がきれいだが、ほどなく樹林帯に入り、展望がなくなる。普通の樹林帯なので、あまり面白みはないが、快適に歩くことができる。

山頂から2時間ちょっとで、下山。14:41に到着できたのは、上出来だ。CT7:40に対し、休憩時間を除いた歩行時間は、6:51。50分近くも短縮できたのだから、そこそこ健脚と言えよう。

そして、ここからまた、蝉コースに車を回収に向かう。その後、みかぐら荘の温泉につかり、解散。充実した一日であった。

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