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日記一覧

「断崖」秋聲
2018年02月23日07:46

 秋聲の本を新たに手に入れたことでもありますので、未読の長編を読み始めることにしました。 臨川版『秋聲全集第十三巻』収録の「断崖」です。先日来、ある詳しい方が、この作品のことをツイートしておられて、確かめますと全集に入っていたのでした。よし

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『光を追うて』徳田秋聲
2018年02月22日08:45

 昨日の中央公会堂の古本市は、モズさんの三冊五百円がすごかったらしいですね。参戦していたらまたとんでもなく沢山買ってしまっていただろうと思います。残念なような、でもF書房さんから注文品がとどいたので悔しさも半分くらいでしょうか。 『光を追う

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 昨日はこちらへ。 「本は人生のおやつです」という変わった名の女子の古本屋さん。ここで古本市が行われているのです。テーマは「昭和なモダンライフ 夢二・淳一・花森安治の夢…」、トンカ書店、古本固有の鼻歌、街の草書店、一色文庫さん等なじみのお店

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 文庫Kさんではもう一冊詩集をちょうだいしましたのでメモしておきます。 『詩集 花と息吹』堀之内歴(昭和三十九年十月一日果樹園社)。この人は、VIKINGの創刊号からの同人、その時は堀内進、6号で下船、78号の再乗船時に改名、98号まで同人でした

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一條書房と臼井書房
2018年02月18日07:28

 古書会館で見つけてどうしようと逡巡した本が、文庫Kさんの棚にあったのには驚きました。それも半額で。うれしく頂戴しました。 『水仙の名に』龍野咲人(昭和十八年四月一日発行者臼井喜之介発行所一條書房)。検印紙はどう見てもウスヰ(臼井)書房なの

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 今月初めて古本散歩。古書会館、T堺天下茶屋、文庫Kさんを訪問。それぞれちょこちょこと購入。 文庫Kさんは久しぶりなので、棚が随分変わったように思った。入って直ぐの均一棚にこちらを見つける。 『足立巻一詩集』(一九八四年六月二十九日土曜美術社

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 今月最初の古本。 『矢橋丈吉 自伝叙事詩 黒旗のもとに』(昭和三十九年一月二十日組合書店)装幀造本矢橋丈吉。≪メモ≫。矢橋は1964年5月28日に亡くなっておりその時「六十歳と十カ月」であった。村山知義らの『マヴォ』の同人で、萩原恭次郎の

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 こちらもお借りしているものです。 『関西 詩と風土抄』河野仁昭(2001年5月3日)発行者が著者本人の私家版です。「あとがき」には≪この小冊子は、『戦後京都の詩人たち』の付録のつもりで作ったものです。≫とあります。 前の4篇は『楽市』(三

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付箋が一杯
2018年02月02日08:15

 寒さに固まっておりましたら、いつの間にやら二月になっております。 お借りしている『詩人 藤田文江』村永美和子をようやく読了。 付箋が一杯になってます。下が持ち主さんで上のピンクはこちらが貼りました。もちろんお返しするときには自分の貼った分

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