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日記一覧
- 揃いました
- 2017年09月30日08:01
揃ったと言っても昨日の『コルボウ詩集』では勿論ありません。 『織田作之助全集 第６巻』（昭和四十五年七月二十八日講談社）。全8巻でこの巻だけが欠けていたのです。T堺船場店で。この巻の収録作はこちら。 すでに読んだ作品が多いですがいいでしょう
- 『コルボウ詩集 �検�
- 2017年09月29日07:21
「コルボウ詩話会」は1951（昭和26）年から1960（昭和35）年まで、毎年同人たちのアンソロジー『コルボウ詩集』を10冊刊行しました。これを揃えるのは今では難しいことになっていますが、今回ある方からダブっているからとこちらの未架蔵の一冊を頂戴しまし
- 「コルボウシリーズ」
- 2017年09月28日06:45
コルボウ詩話会が直接ではありませんが、山前実治の文童社が版元になって詩話会のメンバーの詩集や訳詩集を「コルボウシリーズ」として文庫サイスの薄い本を刊行していました。 これらに今回こちらが追加されました。 『雲の耳』天野隆一（昭和二十六年六
- 『桃谷容子全詩集』編集工房ノア
- 2017年09月26日07:37
今年も庭の片隅にちょこっと咲いております。 編集工房ノアさんから、予約していた本が届きました。 『桃谷容子全詩集』（二〇一七年九月一七年編集工房ノア）。装画は庄野英二を使ってあります。 「出版御報告」を涸沢純平さんが書いています。≪桃谷容
- 『晩年の父』小堀杏奴
- 2017年09月25日07:34
矢部登さんは『田端人 第三輯』の「あさがおの露」の中で、≪家になんにちも閉じこもっていると空虚になる≫からと、散歩に出かけらます。それにならったわけではありませんが、昨日はお散歩を。そして、私が行くのは古本屋しかありませんから、そこで拾っ
- 最後の署名
- 2017年09月23日07:58
涸沢純平さんの『遅れ時計の詩人』の「落花さかん――港野喜代子（一）」の冒頭は、≪詩人港野喜代子さんと私が別れたのは、一九七六（昭和五十一）年四月十五日の夕方であった。≫となっています。この日、港野、涸沢の二人は出したばかりの詩集を持って、
- 『武田豊詩集』
- 2017年09月22日07:38
『近江詩人会60年』の略年譜を読んでおりました。昭和25（1950）年から平成21（2009）年まで、詩人会の行事や新しい会員の紹介等とともに、その年に会員の刊行した詩集等が載っています。そのなかには、長浜の詩人武田豊が何度か出てきます。 昭和26年『晴
- 『先生のいない学校』
- 2017年09月21日08:13
こちらも現在借覧中。 『先生のいない学校 「近江詩人会」の思い出』（1995年5月15日近江詩人会）。書かれた内容も面白いのですが、収録された写真がとても興味深いです。 右が小野十三郎、左が井上多喜三郎。昭和28年8月2日に近江詩人会が小野を招いた
- 「伊東静雄のこと」天野忠
- 2017年09月20日07:37
『CORBEAU �癸苅粥戮謀渓鄰蕕気鵑�書いている「伊東静雄のこと」。 天野さんは一度だけ伊東静雄に会ったことがあるそうで、伊東の『我がひとに與ふる哀歌』が出て四五年後のこと、京都の三条大橋で落ち合って京極の正宗ホールで飲んだらしい。その時、天
- 『CORBEAU �癸苅粥�
- 2017年09月19日07:03
戦後すぐの京都で集まった詩人たちの「コルボオ詩話会」は、毎月の合評会のためにテキストを３６集（昭和二十七年七月）まで双林プリントの山前実治が作っていたのですが、河野仁昭さんの『戦後京都の詩人たち』（編集工房ノア版）によると、以降もテキスト
- 『田端人 第三輯』
- 2017年09月18日07:29
田端人 第三輯』矢部登（二〇一七年九月）を恵投いただいた。ありがたいことです。 ≪家になんにちも閉じこもっていると空虚になる。≫と田端界隈を散歩される道すがら、あちこちの風景から思い出された書物のことなどが語られます。いよいよ矢部さんの文
- 『中村隆追悼集』
- 2017年09月17日07:27
大阪古書会館の後は武庫川へ。このところコースが定着した感じです。 お願いしてあった『中村隆追悼集』（市民の学校1989年12月1日）を受け取りに。中村隆の追悼号ではたぶん『輪』のそれを持っていると思うのですが、こんなものも出ていたのですね。追悼
- 『夜学生』杉山平一
- 2017年09月16日06:33
昨日は大阪古書会館のたにまち月いち古本市。またまた杉山平一本を。 『夜学生』杉山平一（昭和十八年一月二十日第一藝文社）カバー。ずっと欲しかったんですね。カバー付きでこの値段？！ということで。 そして、 河井酔茗宛献呈署名入りで、さらに識語
- 「『ノッポとチビ』の仲間たち」
- 2017年09月14日07:51
『ノッポとチビ 69号』（一九九一年七月二七日）に河野仁昭さんの「『ノッポとチビ』の仲間たち（2）」が掲載されている。『ノッポとチビ』の創刊当時を振り返った文章で、『短歌世代』という雑誌に載せたものを転載したとのことだ。（2）だから前号（68号
- 「先達詩人表彰の日の天野忠さん」
- 2017年09月13日07:19
『ノッポとチビ 63号』（昭和63年7月15日）に大野新さんがこんな詩を書いている。 「先達詩人表彰の日の天野忠さん 銀座ガスホールで」 スリッパにははかれる方向があることを 天野さんの足をみながら思っている 右肩が私の左肩にすがって
- 『ノッポとチビ』
- 2017年09月12日08:11
誌名には何度も出会っていてなぜか縁なく現物を手にすることのなかった詩誌をようやく入手。 『ノッポとチビ』です。47号（一九八〇年六月）時点の同人はこちら。 河野仁昭さんが代表（編集人）だったのでしょう。印刷は文童社ですから大野新さんが作って
- 文月書林目録
- 2017年09月09日08:31
京都の文月書林さんから目録を頂戴した。少し間隔があいたようだけど、今回もなかなかの品揃えです。 京都の出版社を集めたいと仰っていたのでその成果の一部ということでしょうか。頑張っていただきたい古本屋さんです。
- 港野喜代子論
- 2017年09月07日08:47
涸沢さんの本でまず嬉しいのは、巻頭に港野喜代子論が収録されていることで、少し前（7月14日）に紹介した高村三郎の個人誌『境涯』掲載の21号「落花さかん」23号「人柄の稀有」とともに、未読の22号の「美しく力強い言葉」を読むことが出来たのでした。港
- 『遅れ時計の詩人』涸沢純平
- 2017年09月06日07:39
注文していた本が届きました。 『遅れ時計の詩人 編集工房ノア著者追悼記』涸沢純平（二〇一七年九月二十八日編集工房ノア）。ノア社主としてかかわった執筆者たちの追悼文と「奥さんと二人の出版物語」（帯文）の集成。 表題の「遅れ時計の詩人」は、十
- 『大阪』大阪現代詩人会
- 2017年09月05日08:22
下鴨の竹岡さんで拾った雑誌のメモをしておきます。 『大阪』大阪現代詩人会の1977年5月号と6月号。どうもあまり詩誌らしい表紙ではありません。 編集人が井上俊夫、犬塚昭夫、発行人が福中都生子。1977年創刊、1982年頃までは出ていたようです。この雑誌
- 『無絃琴』
- 2017年09月03日07:54
昨日はツイン２１の古本市でした。どうしようかなあと少々悩みましたがとにかく行ってみることに。押し合いへし合いということではありませんが、棚によっては後ろから肩越しに覗かないといけないほどの盛況で、まことにケッコウなことでありました。のです
- 『Poetica 特集・富士川英郎』
- 2017年09月01日08:06
街の草さんからもう一冊。 『Poetica 特集・富士川英郎』（1992年1-2 小沢書店）、表紙絵は三好豊一郎。文を寄せているのはこんな方々。 小沢書店が出した富士川本が裏表紙にあります。持っていない本もありますね。父の評伝『富士川游』は読んでみた
