先日の『徒・卒・愕 然記』宮崎修二朗ですが、 よく見ますと、下巻の表紙では「愕」が「慢」になっているのですね。扉や奥付は「愕」でした。ねんのためにakaruさんにお尋ねしましたら、ご架蔵の本もそうだとのことです。五百冊全部! 誤植はままあるこ
『半どん 富田砕花先生追悼号』(昭和六十年五月三十日)追悼号に足立巻一さんは「このどたん場に」という文を寄せています。(これの後半部分は二年ほど前に紹介しました。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1948829515&owner_id=8175386&org_id=194885356
街の草さんに取り置きをお願いしてあったのはこちら。 『川端千枝の想い出』川畑加寿(昭和四十二年二月十日短歌新聞社)。この本のことは、川端千枝の歌集を手に入れたときに、高橋輝次さんの文章(https://www.sogensha.co.jp/page03/a_rensai/kosho/kos
豆本にはほとんど手を出しませんが、街の草さんで積んであったのを見ていたら、これはこれはと買ってしまいました。 『徒・卒・愕 然記 上・下』宮崎修二朗(一九八四年七月十五日豆本灯の会)限定五百部100番本。面白いです。こんなことを書かれてい
昨日街の草さんで見つけた一冊。 『春夏秋冬 伊藤整・阪本越郎 追悼特集』(昭和四十五年九月一日春夏秋冬の会)。恥ずかしながら初見(だと思います)の雑誌です。題字は上林暁、執筆者は以下。 これは同人誌なのですね。同人は以下。 あらためて、
この秋の10月から12月のはじめまで延々とCDのリッピングをやっていて、活字の方はご無沙汰気味でした。1300枚余を入れてしまいましたから、このところあらためて買っておいて詳細にみていない雑誌などを引き出しております。 先の『遲刻』を読みま
入手から半年ほども束に紐が掛かったままだった雑誌をようやく紐を解いて開いております。 『遅刻』全19冊。神戸の直原弘道さんが中心になって出していた「文藝誌」で、第一冊が1988年3月10日、終刊の第十九冊が1994年4月20日です。うたっ
詩人や作家の署名本は好きでダブりでも買ってしまう性向はありますが、自筆の色紙や生原稿などには手を出したことがほとんどありません。注文したことはあったと思いますが、予想通り競争者が多くて外れた経験だけです。それが、今年は一点生原稿を買ってし
編集工房ノアの『海鳴り』関係では、今春の29号に掲載の山田稔さんの「『季節』を出していたころ」で触れられている雑誌をサンボーホールで、こちらも街の草さんからちょうだいしたのでした。 『こめえるす 壹號』、杉本秀太郎さん達が≪吉田山麓の学舎
今年のトピックスの一つはこちら。 編集工房ノアの『海鳴り』創刊号と2号というまず手にすることはないだろうと思われたものを、コピーではありますが津田さんから頂戴したのでした。これで今年刊行分を含めて全29冊がすべて揃ったのでした。
先日、『清水正一詩集』がH氏賞候補になったおりの選評、特に足立巻一さんのそれを読んでみたいと書きました。その『詩学』を手に入れてはおりませんが、 『銀河詩手帖109号 追悼清水正一』の久永元利編「清水正一覚書」に収録されているのを見つけま
今日はほんとうなら古書会館へ勇んで出かけるはずのところなのに、一昨日くらいから左腕が全く上がらなくなってしまいまして、昨日は病院でレントゲンやら注射やらという始末です。そして今日も来なさいとセンセイから言われているのです。病院の後にという
年末になりましたから、今年の古本を振り返っておきましょう、と思って購入リストを見ておりましたら、杉山平一さんの本を6冊買っておりました。中でも下の三冊はうれしい買い物でした。 どちらも大阪古書会館の矢野さん台からで、あるいは同じ出所ではな
この15日から開催の「全大阪古書ブックフェア」の目録から、先週注文したら厚生さんが早々に送ってくださった。 『『夕刊新大阪』解説・主要記事索引』(2007年5月25日不二出版)。『夕刊新大阪』が復刻されたおりの別冊であります。『夕刊新大阪
『月刊近文』昭和五十九年四月号の「横顔・真顔・ななめ顔」は林喜芳さん。≪林喜芳さんは三年前『わいらの新開地』を出した。新開地という名がすでにそぐわない神戸の元盛り場と、林さんの青春の重なりを回想したいい本だった。 そこにある略歴によれば、
『月刊近文』昭和五十九年十月号の写真はたかとう匡子さん。≪これは去年十一月の撮影。半年あまりを経てまた会って確認したのは、季節に応じて服装は変化しても、笑顔のよさは同じということだった。 現代詩研究会がたかとうさんと会う場だが、この会では
『月刊近文1980年12月号』の「横顔・真顔・ななめ顔 アルバムわが詩人たち」は杉山平一さん。≪この写真は杉山さんの近著『詩への接近』を主題にした小集会で撮った。 ごらんのように杉山さんは快笑し快談していたが、日常的に接している某君はそれ
こちらは只今借覧中です。 『月刊近文』、一番上が昭和55(1980)年10月号(近文社)。この当時『近文』には、寺島珠雄さんが「日録抄」とともに「横顔・真顔・ななめ顔 アルバムわが詩人たち」という自ら撮った写真にその詩人との関りを綴ったページ
T本店で拾ったこちらを眺めております。 『季刊樹4号1980冬』(昭和五十五年一月十日)。特集「横山操の『樹』」。写真は1970年当時の榎の下の横山だそうです。
昨日はリルケの誕生日だったそうです。1875年の12月4日生まれ。 『リルケ雑記』大山定一(昭和二十二年十月二十日創元社)。この夏下鴨で拾ったのですが、百花文庫とあるのがふにおちません。下鴨ではこういう創元社百花文庫もあるのかとあまり気に
T本店の文庫の棚にささっていて、たぶん300円かなと思って抜き出したら100円でした。 『木下夕爾句集 菜の花集』成瀬櫻桃子編(一九九四年七月二五日ふらんす堂)。帯も清水哲男の書いた栞も夕爾の句「家々や菜の花いろの燈をともし」にあわせて
散歩がてら二か月ぶりにT書店本店を訪問しました。汗牛充棟感がさらに薄くなっておりましたですね。でもまあこれが百円で拾えたのでいいのですが。 『菅茶山と頼山陽』富士川英郎(昭和四十五年九月二十五日平凡社)、東洋文庫の一冊。すでに図書館から借
こちらは四天王寺さんの百円均一で拾いました。 『畫家の生活日記』津田青楓(大正十三年六月一日弘文堂書房)。明治三十七年から大正十二年までの日記がとびとびに収録されており、大正二年には「漱石山房訪問日記」があります。七月二十一日 先生より手