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日記一覧
- 児玉實用詩集二冊
- 2017年11月30日07:22
下鴨や知恩寺の初日に、コルボウ詩話会の詩人の本が出ていたら、まず次の日に残っていることはないでしょう。でもこの人の詩集は例外的に残っています。 『さまよう星』児玉實用（二十九年二月五日創元社）と『カンパニーレ』児玉實用（昭和四五年一一月三
- 『風流滑稽譚上之巻』小西茂也訳
- 2017年11月29日08:12
あれこれ探し物をしておりまして、先月の四天王寺さんの百円均一で拾った本を思い出しました。 『風流滑稽譚（こんと・どろらていく）上之巻』バルザック小西茂也訳（昭和二十二年四月一日新樹社）、装画はギユスタヴ・ドレで題字が荷風です。なぜ荷風なの
- 『新しい家』福原麟太郎
- 2017年11月28日07:17
同じく知恩寺、福田屋さんの二百円。 『新しい家』福原麟太郎（昭和十八年四月三十日第二版研究社）。福原本でもあまり見かけない本です。津田さんから頂戴して、初版と第二版を架蔵しておりますが、この本なぜか第二版の方が紙質が良かったのではなかった
- 『佐渡』安水稔和
- 2017年11月27日07:47
知恩寺竹岡さん三冊五百円から。 『佐渡』安水稔和（一九七一年一〇月一日蜘蛛出版社）。カバーの写真は詩人自ら撮られたもの。『能登』は持っていましたが、こちらは未所持でした。 依田義賢宛の献呈本。他にも義賢だけでなく別の名（息子さん？）宛の献
- 『自選佐藤春夫全集』
- 2017年11月26日08:36
キクオさんで頂戴したもう一冊の佐藤春夫本はこちら。 『自選佐藤春夫全集第二巻』（昭和三十一年十一月十一日河出書房）、「詩集�供廚任后�この全集はあまり見かけないような気がいたします。ほかの巻は別の方がすでに拾われたのかもしれませんが。台には
- 『わが龍之介像』佐藤春夫
- 2017年11月24日08:53
備忘として記しておきます。知恩寺でキクオさんの三冊五百円台には、佐藤春夫の本が並んでいました。初日は見かけても手に取ることもしなかったのですが、二日目に二冊ほどいただくことにしました。そのうちの一冊。 『わが龍之介像』佐藤春夫（昭和三十四
- 『童説』臼井喜之介
- 2017年11月23日07:09
竹岡さんでもう一冊戦後すぐに関西の出版社の出した本を拾っています。こちらは京都の臼井書房社主の詩集。 『童説』臼井喜之介（昭和二十一年五月五日臼井書房）。装幀が鴫原一穂。持っているような気もしましたが、いい献呈署名が入っていましたので。
- 藤澤桓夫の「大阪」三冊
- 2017年11月22日08:01
知恩寺の初日、竹岡さんの三冊五百円で最初に抱えたのはこちらでした。 藤澤桓夫の大阪もの三冊、『大阪手帖』（昭和二十一年十月三十日三島書房）『大阪』（昭和二十二年三月二十五日木原書房）『大阪千一夜』（昭和二十二年七月二十日明星社）。前の二冊
- 『りゅうせい』最終号
- 2017年11月21日08:34
龍生書林さんから目録『りゅうせい６６号』を頂戴した。これが最終号とのこと、昭和４８年創業、５６年７月に目録『りゅうせい』を創刊され、今年１２月で廃業されるそうです。ながく送ってもらっていたけれど、そんなにたくさん買ったわけではありません
- 『河口眺望』辻征夫
- 2017年11月20日08:29
T堺船場店から地下鉄、阪神電車を乗り継いで武庫川の街の草へ。こちらも１０月初めに訪問して以来でしょうか。あれこれお話をしながら見て回り一冊頂戴しました。 『河口眺望』辻征夫（一九九三年一一月十日書肆山田）。装画辻憲。こんな一節があります。
- 『富士川游』富士川英郎
- 2017年11月19日08:09
古書会館からいつもの流れでT堺の船場店を覗きました。居合わせた古本Kさんにたずねたら均一初日なのでした。以前、このお店が９時半開店（現在は１０時）だったころは、十五分程台を探索して古書会館へ早足で向かったものでしたが、このところ初日がいつか
- 二週間ぶり
- 2017年11月18日07:15
二週間ぶりに古本の顔を見る。古書会館。やはり矢野さんの台にかけつけることに。 『六匹の猫と私』大谷藤子（一九五八年五月二十五日竜南書房）。 猫にこちらは関心がありません。でも、大谷本にであうのは久しぶりなので、わたくし的には安くもなかった
- 表紙のない『それいゆ』
- 2017年11月08日09:08
キクオさんで表紙のない中原淳一の『それいゆ』をみつけました。 ４９号（昭和３３年２月５日）特集男性研究です。 人気の男性俳優も紹介されていますが、やはりこの年の一番はこの人だったのでしょう。 おやと思ったのは、 北村太郎が読書案内を書い
- 『郷愁に愛と夢とを』小高根二郎
- 2017年11月06日09:18
キクオさんの二冊目は京都の臼井書房が出した小説本。 『郷愁に愛と夢とを』小高根二郎（昭和二十二年十月五日臼井書房）。雑誌『果樹園』でなじみの深い作者ですが、こんな小説集も出していたのですね。「序」を堀口大学が書いています。なぜ拾うことにし
- 里見本
- 2017年11月05日07:37
知恩寺は今日が最終日ですが、行けそうにないので昨日覗きに行きました。善行堂さんとは顔をあわせました。毎日お参りに来ておられるようです。竹岡さんの三冊五百円で粘ってみましたが三冊にならず、隣のキクオさんでは、あと二冊を見つけ出せず変則的な四
- 『嶽水会雑誌』
- 2017年11月03日07:17
知恩寺二日目、初日より買えることが多いのもままあることです。玉城文庫さんの台から。第三高等学校の学生が出していた『嶽水会雑誌』（九十六号昭和二年七月十日）が２００円というのには驚きました。富士正晴、青山光二、織田作之助等が関係していました
- 不漁の日
- 2017年11月02日07:22
まあこういうこともあるのですね。知恩寺初日、午前中は竹岡さんで６冊のみ、それもなかなか納得して買うということにはなりませんでした。昼前、ブログで紹介しておららた知恩寺の３０周年記念バッグを持った林哲夫さんから、「もう送ったのですか」と言わ
