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日記一覧
- 献詞の頁
- 2017年01月31日07:09
最近の本はどうなのでしょう、見返しの後ろに何枚か遊び紙を入れてそこに署名や識語を書くように作ってある詩集や歌集は珍しくありません。ただし、それはそうしなさいと指定してあるわけではないけれど、こんな親切？な本があった。 「献詞の頁」と指定し
- Wilhelm Buschメモ
- 2017年01月29日09:16
年とともにということでしょうか、シンフォニーやコンチェルトを聴くのは敬遠気味になりまして、ほとんど室内楽を流している日々です。むかし、二十年ほども前に買ったCDを聴いております。 こちらは、ドイツのcpoというレーベルのRobert VolkmannのP三重
- 『ぼうふらのうた』大木一治
- 2017年01月28日11:45
上がコピーで下が本物です。といっても復刻版でありますが。 『ぼうふらのうた』大木一治（一九四八・七・二〇武良徒久社）を二〇〇〇・七・二二に寺島珠雄事務所が寺島の一周忌に復刻したものです。大木一治は寺島珠雄の本名。生前もう一度見たいと言って
- 『希臘十字』高祖保
- 2017年01月27日08:21
ついにといいますかはからずもといいますか、手元にやってきました。 『希臘十字』高祖保（昭和八年八月二十五日椎の木社）７０部装幀百田宗治、高祖保第一詩集です。『雪』、『夜のひきあけ』、岩谷書店版『高祖保詩集』等は手に入れておりましたが、この
- アヱ゛マリア』谷崎潤一郎
- 2017年01月26日07:47
全國書房が戦後に出した谷崎本はどれだけあるのでしょう。最近手に入れた一冊。 『アヱ゛マリア』谷崎潤一郎（二十二年十月廿五日全國書房）装幀挿絵東郷青兒。これは初めて見ました。 ところでじつにつまらないことですが、『アヱ゛マリア』の「ヱ゛」を
- このところ
- 2017年01月25日08:24
昨年、富士川英郎を読んでいた時から気になっていた本を手に入れた。 『両像 森鷗外』松本清張（一九九四年十一月二十日文藝春秋）。途中のままの鷗外の『伊沢蘭軒』を読み継ぐきっかけになるかもしれない。それにしても清張の本を読むのは
- わがわすれなば
- 2017年01月24日10:29
『歌集戦後吟』田中克己の最後にこの歌が入っています。 この道を泣きつつわれのゆきしことわがわすれなばたれか知るらむ 小沢信男さんに「わが忘れなば」という小説があり、同名の第一創作集に収録されているのですがそれは持っていません。でも後に出
- 縁がある
- 2017年01月23日07:25
なぜか田中克己のこの本に縁がある。 『歌集戦後吟』田中克己（昭和三十年二月十一日文童社）、『詩集悲歌』同（昭和三十一年十一月三日果樹園発行所）。どちらも三冊目。今回は矢野さん。献呈先もよろしい。
- 『びーぐる ３４号 特集 再発見黒瀬勝巳』
- 2017年01月22日08:21
昭和五十六年（1981）に３６歳で亡くなった黒瀬勝巳の特集を『季刊 びーぐる 詩の海へ』３４号でやると知って発行元の澪標から直接送ってもらった。 黒瀬がのこした詩集三冊と追悼号二冊はコピーも含めて持っているが、インタビュー記事が全文収録されて
- 『声を限りに』杉山平一
- 2017年01月21日08:18
昨日古書会館で買った本。 『声を限りに』杉山平一（昭和四十二年十二月一日思潮社）。この詩集は、『夜学生』以降の作品（「夜学生抄」も収録）を自ら選んで編まれたようで、後書を読むと自費出版ではなかろうかと推察される。後書の副題は「墜落を前に」
- ルバイヤート
- 2017年01月20日08:04
以前『ルバイヤート』の訳本を集めていたことがあって、何冊もあるなかにこんな洋書まであります。 1912とありますからこれが刊行年なのでしょうか。 こんな挿画が１２枚入っています。 96とは1896年に描かれたということかな。 ずいぶん前のこと、T堺
- 連敗
- 2017年01月19日07:56
年明けから次々に送られてくる古書目録、扶桑書房からも石神井書林からも売り切れの返事をもらってガックリするやら胸をなでおろすやらでありますが、昨日は昨日で 「五反田遊古会」の目録が届きました。こちらは重複抽選でありますからあわてて見る必要は
- １００号
- 2017年01月18日08:07
石神井書林目録１００号がようやく到着。題字は武藤良子。「特集 練馬区関町」、内堀さんが子供の頃に住んでいた町、そこには小山清も住んでいたそうだ。これまでは詩書が中心だったが今回は、小山清、太宰治、井伏鱒二、小沼丹、木山捷平、上林暁、尾崎
- 『来訪者』永井荷風
- 2017年01月17日09:09
もう一冊、同じS天地さんから。 『来訪者』永井荷風（昭和二十一年九月五日筑摩書房）装幀著者、ワンコイン。この本の「ひら題字」には白や青があるようです。 序に≪戦争中、わたくしの友人達は日に日に物資と食料のなくなるにつれ、わたくしの独居生活
- こんな色だったのか
- 2017年01月16日06:36
ツイン２１、最初にとりついたS天地さんの棚で見つけて、悩みながら持ち歩いた武田麟太郎本二冊、そのうち一冊は棚に戻して買ったのはこちら。 『好色之戒め』武田麟太郎（昭和十年十二月十四日文圃堂書店）夫婦函入り。逡巡したのはすでに持っているか
- 『書物 はつはる 瑞月號』
- 2017年01月15日08:03
ツイン２１の古本市から。 『書物 はつはる 瑞月號』（昭和九年一月一日三笠書房）。表紙は〈イタリイ十四世紀讃美歌の一葉（パアチメントに手写したるもの）慶応大学教授石丸重治氏蔵〉、裏表紙は〈トマス・ウオルセエの生と死、ロンドン・トマス・ダウ
- 行ってきます
- 2017年01月14日08:33
今日は今年最初の古本市がツイン２１で。雪が降るようですが行ってきます。 昨日届いたF書房の目録。ある詩人の詩集が安いので注文しましたがどうなんでしょう。間に合ったでしょうか。
- 『木蕭集』限定三部
- 2017年01月13日07:51
一日休んでしまいました。イケマセンね。 『VIKING』をコピーをお願いするのではなく買ったのは、 ８７号（１９５７年１０月１５日）に小島輝正が「『木蕭集』感」という文章を書いていたからです。それと８７号が「VIKING」満十年の記念号ということもあ
- 久坂葉子追悼号
- 2017年01月11日09:01
必要があって『VIKING』の８６号と８７号を注文したら、こんなかわいい目録を送ってくださった。京都のF書林。『VIKING』を大量に仕入れられたようで、日本の古本屋にも出品しておられるのだが、例えば中尾務さんが「VIKING２」を連載された７１０号〜７
- 『やぶにらみ』藤富保男
- 2017年01月10日07:00
藤富保男の詩は嫌いではないので、見かけたら（安かったら）買うようにしている。先のT堺船場店でも一冊見つけた。 『やぶにらみ』藤富保男（一九九二年九月二九日思潮社）。 帯に≪愛猫家は多いが、恐描家だって少なくないのだ。陰険で不埒な猫に決然
- 初詣ですから
- 2017年01月09日07:38
昨日の続き、天三T書店均一台から。 『飛鳥 ナカ詩抄』中勘助（昭和十七年三月十日筑摩書房）。中勘助の本にもあまり手を出すことがありませんが、函から抜き出した時の青色に魅かれて頂戴しました。 こんなレッテルも貼ってありました。 こちらも同
- 古本初詣
- 2017年01月08日07:23
昨日は古本初詣。T堺の船場店と天下茶屋店を覗くがこれというものに出会えず、船場で一冊拾っただけ。すぐに天下茶屋から天三へ。（夕方までには戻らないといけない事情あり。） 天三のT書店の表の均一台でこれを見つけて喜ぶ。 『獏のいる風景 山之口獏
- 『新映画』昭和六年
- 2017年01月07日07:45
こちらも年末に入手した。まず映画雑誌などには手を出さないのですが、どんな気まぐれか、昭和初期の雑誌が３８０円だったからでしょうつい買ってしまいました。 『新映画 創刊五月特輯』（昭和六年五月一日新映画社）。表紙はグレタ・ガルボ。 こちらは
- 「風流杉浦明平夜話」
- 2017年01月06日07:52
『戦後文学と編集者』松本昌次の杉浦明平の項「風流杉浦明平夜話」の第７話は「明平さんは一月一万ページを読むという話」。≪いまでこそ三分の一ほどに減量したとはいえ、かつての日々、明平さんが一月に一万ページの本を読むという話は、“明平伝説”の一
- 『戦後文学と編集者』『戦後出版と編集者』松本昌次
- 2017年01月05日09:26
年末に天三のT書店の百円台に二冊並んでいるのを見つけて購入。 『戦後文学と編集者』松本昌次（１９９４年１１月１６日一葉社）『戦後出版と編集者』同（２００１年９月２６日同）。未来社の編集者として出会った人たちの追悼文集のともいうべき本で、
- 『Sanpo magazine第３号』
- 2017年01月04日07:22
百円だとつい拾っておきましょうとなります。 『Sanpo magazine第３号』（２００９年７月２２日大散歩通信社）。もう七年半程も前になるのですね。この中で「古本ソムリエと行く神戸古本修行散歩」として古本ソムリエこと山本善行さんらが訪れたお店では、
- 『和解』徳田秋聲
- 2017年01月03日07:44
もう一冊街の草さんから。 『和解』徳田秋聲（昭和十六年十月廿五日豊国社）。吉田精一の編んだ年譜、昭和十六年の項には、≪一月、「喰はれた芸術」（中央公論）発表。三月、『花が咲く』を人文書院より刊行。六月、「縮図」（都新聞）を連載（二十八日か
- 『衣更着信詩集』
- 2017年01月02日07:39
街の草さんで頂戴した一冊。 『衣更着信詩集』（一九六八年二月一日思潮社）。いずれは手に入れようと思いつつ、その機会がなく、まだ持ってなかったのですね。これが衣更着信の最初の詩集でしょうか。北村太郎が解説を書いております。
- あけましておめでとうございます。
- 2017年01月01日05:04
２０１７年、今年もよろしくお願いします。 昨年（２０１６年）の元旦は、VIKING SERIES �犬痢惶弸簍媚匯軆検戮任靴拭�今年はこちら。 VIKING SERIES�次慳晉�集抄』三沢玲爾（１９５７年８月８日つばめ印刷出版社）限定１００部装画富士正晴、木版だと思
