mixiユーザー(id:8175386)
日記一覧
- 「幻の冬山登山」北村順子
- 2016年06月30日08:02
現在、「VIKING」掲載北村順子の小説を読んでおります。「花の園通り」という連作の途中、１０篇の半分の５篇まできたところですが、少し気分を変えるために雑記を読むことにしました。 「幻の冬山登山」は５１８号（１９９４年２月３０日）にあります。高
- 『定本原民喜全集�機拌�
- 2016年06月29日07:44
以前にも書いたと思うのだが、Ｔ書店は全集の端本が安い。それは今はなくなった上六の天地さんと比較してそう感じていたということ。本店の一階の入って右側の棚の一番下の段に個人全集の端本が並んでいて、ここでなにかとお世話になっている。今回は入って
- 「戸田勝久展―旅の風」
- 2016年06月28日06:48
出かける用事があったので、これさいわいとＴ書店本店を覗いてきた。（方角はかなり外れてましたが） 表の５０円文庫台から二冊。 岩波文庫のフィリップ『母への手紙』三好達治訳、同『若き日の手紙』外山楢夫訳。これで勢いをつけて二階の百円室へ。 『
- 『わが詩 わが旅』木下夕爾
- 2016年06月27日08:38
ある方が「ふくやま文学館」でいっぱい木下夕爾を買ったと書いておられて、そうかまだ現役で買えるのだと思ったしだい。 『わが詩 わが旅 木下夕爾エッセイ集』（昭和６０年８月４日内外印刷出版部）、表紙絵は中山一郎、没後２０年を記念して出版された
- 「北村順子「VIKING」(��)」メモ
- 2016年06月26日08:45
北村順子「VIKING」掲載文第�喫�冊を読了。 「四七四号例会記（神戸）」４７５号（９０年７月）、「ここからさき」４８２号（９１年２月）、「帰り道」４８５号（９１年５月）、「ハーフムーン」４８８号（９１年８月）、「奇声」４９１号（９１年１１月）
- 『美しき街に死す 回想の南川潤』
- 2016年06月25日07:53
ネットでヒットした本をもう一冊。 『美しき街に死す 回想の南川潤』朝倉稔（昭和五十七年三月十七日あさお社）。この本は数年前にある方が推奨されていて気にとめていたところ、月の輪書林の目録（青山光二特集）に出てはいたが如何にも月の輪値段で二の
- 『ネオン太平記』
- 2016年06月24日07:14
このところ古本屋さんにはほとんど行かない。のだが、先日の『広瀬正年小詩集』もそうだったがなぜかネットでヒットしてしまう。今回は、 『ネオン太平記』磯田敏夫（昭和４６年７月１日六月書房）。これも何年か探していた本で、貧生に手の出ない値段で見
- 『犯罪』1.2
- 2016年06月23日07:19
先週金曜日はもちろんオーク２００の古本市も覗きました。ただし、見事に空振りで、せめて文庫の一冊でもと思ったのですが。その帰り道に天三のＴ書店を覗きましたら、ずいぶんご無沙汰でしたから色々目につくものがありました。内田百ケンが何冊も積んであ
- 福田紀一追悼文
- 2016年06月22日09:02
北村順子が最初に「VIKING」に執筆したのは「例会記」だったようだ。４７５号（１９９０年７月30日）に「四七四号例会記」を書いている。１９９０年６月２４日の例会には２２名が出席で、参加者の発言を丁寧に報告して５頁にもわたっているのだが、そのな
- 北村順子 VIKING �機銑�
- 2016年06月21日07:31
土曜日、富士正晴記念館へ。『VIKING』掲載北村順子文のコピーをお願いに行く。475号〜577号までの二十数冊だから手間がかかるのに、忙しい中やっていただいた。深謝であります。 そのままでは読み辛いので、簡易製本して三分冊に。一枚ずつ谷折にして背
- 倉庫で眠っていたのか
- 2016年06月20日07:17
金曜日、オークからのかえりに天三のＴ書店に寄り、表の百円台から頂戴した本にこんなレッテルが貼ってあった。 ハテ道頓堀角座前とは。この本はずっと倉庫に眠っていたのか、それともどこかを周遊して戻ってきたのか。同じもう一冊の筑摩日本詩人選『菅茶
- 『広瀬正年小詩集』
- 2016年06月19日07:35
VIKING SERIES」は、こちらが確認しているのは２８冊、集めだして何年もなりますが、もう少しになってくるとよけいに出会えません。その一冊がネットに出ていて注文しました。 『広瀬正年小詩集』（１９６４年１０月１０日VIKING CLUB）、副題に「VIKINGに
- 清水正一メモ終回
- 2016年06月18日08:12
昨日、古書会館であるお店が、こんな風に『詩学』を一冊飾っておりました。 他に１０冊程ありましたが、すべて表紙が林哲夫さん、やりますなあ。この一冊をいただいて、別の号を飾っておきましたです。『心』『猫』三冊目が不詳、一番下は『三四郎それから
- 続々々清水正一葉書メモ
- 2016年06月17日07:27
1984年11月4日（消印5日）≪昨夜お電話いただいたあとで、〇〇東の妹から故主人の―つまり小生にとっては義弟の三回忌の連絡があり、その日が十一月廿五日（日）としらせて来ました。運悪く、中西弘實さんの出版記念会には、時間がカチあいますので欠席のほ
- 続々…メモ
- 2016年06月16日07:26
庭の紫陽花。 斎藤直巳宛清水正一葉書、1984年6月21日（消印22日）。≪おはがき拝掌しました。十七日は折角のお誘いいただき乍ら失礼して仕舞いました。おたがいに加工食物にかかわる商売の日々、いまの季節は毎年の事といい乍らウンザリです。10時間以上
- 続清水正一葉書メモ
- 2016年06月15日07:56
1981年10月18日（消印19日）の葉書。≪おはがき拝掌いたしました。こちらこそごぶさたばかりで失礼しております。ご文面で体調悪しきご容子よくわかりました。偏頭痛との由、ビールを一口のんでもとはほんとに寂しい思いがいたします。（素人考えで少しビー
- 清水正一葉書メモ
- 2016年06月14日07:32
青鉛筆で書かれたこの葉書、消印の日付がはっきりしません。≪先日は「明日」10号をいただきお別れしましたが、このまえは「おとなの童謡「らいおんのおなら」をいただき、どうもありがとうございました。ますます詩域をゆたかにされるさま微笑しいかぎり
- 詩人・現地ヘ
- 2016年06月13日07:23
1972年の年賀状です。 この字を見て誰か見当が付いたのでした。それはたぶんこちらを思い出したからでしょう。≪詩人・現地ヘノ 参加ト御協力 更ニ 一九七二年ヘ― 深謝≫ 意味がわかりません。「・」は「ノ」でしょうか。
- 絶筆？
- 2016年06月12日07:17
1985年1月7日付（消印8日）清水正一の葉書は絶筆ではなかろうか。 文面は、≪みなさんお元気でよいお正月をおすごしの事と存じます。 お電話いただき乍ら失礼してしまいました。 こんどのかぜは一寸まいりました。やつっぱり年令といったものをつくづ
- お借りしてます
- 2016年06月11日07:52
ある方からお借りしております。 斎藤直巳宛清水正一葉書、1972年〜1985年まで十通。住吉の饅頭屋詩人へ十三の蒲鉾屋詩人から。 この葉書を挟んで送ってくださった雑誌がこちら。 『奇市（KI SHI）2号 悪徳特集』編集発行人 森充代（1973年5月10日）。
- 「鳥」5.6×5（画寸）1961
- 2016年06月10日06:55
『月と狂言師』谷崎潤一郎を読了。「疎開日記」には、先に読んだ「三つの場合」と同じエピソードがいくつか出ている。というより、これらのエピソードを小説化したということだろう。 敗戦の一年前、昭和十九年八月十八日の件に、≪川田順氏よりのハガキの
- 「小さな町で」
- 2016年06月09日07:44
注文していた北村順子本が到着。 『ママとナオミとマモルとトンボ』北村順子（２００１年７月２０日もず工房）、『この花の名』同（２００４年９月９日同）。文庫サイズの可愛い本です。ブックデザインは粟津謙太郎。どちらにも四篇宛短篇が収録されている
- 「磯田多佳女のこと」
- 2016年06月08日08:44
『月と狂言師』谷崎潤一郎には、「磯田多佳女のこと」が収録されております。 元本を昨秋難波天地さんで買ってありますから、こちらで読むことにいたしました。 吉井勇の「かにかくに祗園は戀し寝るときも枕の下を水の流るゝ」ですが、この歌について谷崎
- 『寺島珠雄書簡集』は？
- 2016年06月07日07:11
ウンチクさんも紹介しておられたし、面白いですよとおすすめのＤＭも頂戴したので、Ａに注文したら昨日到着した。 『spectator コペ転』。「龜鳴屋」の勝井隆則さんところが読みたかった。≪金沢で寺島さんとやりとりしていた石野覚（いしのさとる）さんと
- もず工房
- 2016年06月06日07:11
ＫＹＯさんに教えてもらって、もず工房に北村順子の本を注文したところ、メールで返事があった。「もず工房 野口豊子」の名に見おぼえがある。しばらく考えて思い出した。あの詩集の…… 『空があった』野口豊子（１９８５年１１月２３日境涯準備社）とそ
- 『月と狂言師』
- 2016年06月05日06:45
『鍵』谷崎潤一郎を読了。≪谷崎は書簡で、この作品には自信がないと漏らしている。≫と小谷野伝には書かれてある。どういう意味か不明ながら世間が喧しくおもいどおりに書けなかったということもあったらしい。 さて、次は。 『月と狂言師』谷崎潤一郎（
- 棟方志功の挿絵
- 2016年06月04日08:22
『鍵』を読んでおります。今回は投げ出すことはなさそうですが、といってそれほど面白いとも思わないのはなぜなのでしょう。発表当時はかなり物議をかもしたようで、国会で「猥褻」か否かなんて議論があったと小谷野伝には書いてあります。また、こんなこと
- 『鍵』
- 2016年06月03日08:26
近松秋江は手持ちがありませんから、谷崎に戻ることに。 『鍵』谷崎潤一郎（昭和三十一年十二月三十日四版中央公論社）。そのむかし一度読みだして投げ出したことがあるように思います。なにが気に入らなかったのか忘れてしまいましたが、今度はどうでしょ
