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日記一覧
- 嬉しい本も混じっていた
- 2016年10月31日06:58
知恩寺から送った本は午前中には届きました。あらためて購入した本を眺めて半分ほど返しに行こうかしらんと思いました。勢いだけで買ってはいけませんね。（勢いがないと買えないのも確かなんですが。） それでも、変なはなしですが中に嬉しい本が混じって
- 知恩寺から本を送る
- 2016年10月30日08:00
そのむかし下鴨の古本まつりの百均台で小林秀雄全集の揃を買ってしまい、一度だけ自宅宛に本を送ったことがあった。それ以来のことです。たまたまリュックに入れていたものを。 『ミロ』瀧口修造（昭和十五年三月廿五日アトリエ社）西洋美術文庫の一冊。竹
- 細川書店『奉教人の死』
- 2016年10月29日06:48
書庫（と化した部屋）の整理？をしていたら細川書店の『奉教人の死』芥川龍之介（昭和二十三年七月五日）が出てきた。どこでいつ買ったか覚えていないがたぶんどこかの均一台からだろう。 「細川だより（44）」には製作の苦労話が書いてあって、この本を作
- あしたてんきになあれ
- 2016年10月28日07:43
基本的に『徳田秋聲傳』野口冨士男を読んでおりますが、時々これら等も開いてみたりしています。 それと、野口冨士男が引用しておりますからこちらも参照したりして。 知恩寺は雨の記憶が多いのですが、明日の明け方には止んでいてほしいものです。
- かまくらみやげ
- 2016年10月27日07:12
ぽかん編集室から大きな手製封筒がとどいた。 有元利夫の絵のポスターが使ってある。入っていたのは、 『百年のわたくし』（りいぶる・とふん）。かまくらのおみやげとのこと。深謝です。 封筒にはかまくらブックフェスタで買っていただいた古本の値札
- 『荒童鈔』
- 2016年10月26日08:31
なぜ持っているのかよくわかりません。たぶん容れ物が気に入ったということでしょう。 『荒童鈔』高橋睦郎（１９７７年１０月１７日書肆林檎屋）、題簽草野心平、選跋安東次男。 煮びたしや朝おそろしき鮎の貌
- 『じかんはじぶんを』
- 2016年10月25日07:47
あるお店で、均一台に思潮社の現代詩文庫が数冊並んでいて、一冊を除いて知った名で持っていそうだったから、知らない詩人を拾ってきた。目次を見たら、清岡卓行さんが詩人論を書いているというのが決め手かな。 『木坂涼詩集』（１９９７年１１月１０日思
- 『縮圖』徳田秋聲
- 2016年10月24日07:09
天神さんの百均本です。 『縮圖』徳田秋聲（昭和二十二年十月十五日第三刷小山書店）カバー。手にした時に、少し違うなあと思ったのは、今まで見かけた本とサイズが違うのでした。調べてみますと、初版は菊版で函カバー、二刷も同じ作りで、この三刷は四六
- 『ミラボー橋』杉山平一
- 2016年10月23日08:45
このところ何度も売り切れの葉書をもらっていたＦ書房の目録から二点注文したら一点届いた。 『ミラボー橋』杉山平一（昭和廿七年九月十日審美社）裸本（カバー等の外装はあったのだろうか）。この本には悔しい思い出がある。その昔、天神さんの古本まつり
- 『環覧車』及川英雄
- 2016年10月22日07:07
もう一冊天神さんの百均本。 『環覧車』及川英雄（昭和４８年２月１５日みるめ書房）題簽阪本勝、装幀貝原六一。菊版の立派な本です。菊版の文学全集の並んだ中に混じっておりました。「創作集」となっておりますから小説集なのだと思います。たぶん自費出
- レッテル二枚
- 2016年10月21日07:07
天神さんの百均で拾った本。 レッテルが二枚貼ってある本もそれほど珍しいわけではありませんが、重ねてあるとやはり下の方も確かめたくなります。 この南天荘書店は新刊書店なのでしょうか。どちらも神戸近辺ですからそれほど遠く旅をしたということでは
- 二刷
- 2016年10月20日08:07
あるお店の百円均一でオヤッと思って拾ってきました。 初版と二刷で意匠が異なるというのはままあることで、こちらなどもその一例でしょう。 『現代アメリカ短篇選集�機戞頁鮨綣辧砲虜犬�１９７０年６月２５日初版、右は１９７２年11月２０日二刷です。二
- 『映山紅』志賀直哉
- 2016年10月19日08:35
夫婦箱に入った本は、箱が傷んでも本冊はいい状態に保たれているものです。谷崎の『初昔 きのふけふ』もそうでしたが、こちらも７０年近く経ってもきれいなものです。 『映山紅』志賀直哉（昭和廿一年十二月廿五日全国書房）。全国書房はこの時期たくさん
- 赤と緑
- 2016年10月18日07:25
先日は谷崎潤一郎の『春琴抄』（復刻版）の黒と赤の表紙本でしたが、もう一種類色違いの本を最近手に入れました。 『初昔 きのふけふ』谷崎潤一郎の赤と緑の函です。緑の方を頂戴した文庫Ｋさんのお話では色違いがもう一つあるとのこと、三種類集めたから
- 『大野新詩集』
- 2016年10月17日07:47
昨日の続きです。中はこんな風になっております。 立派なペーパーナイフが付いておりますが、これを使う勇気は今のところありません。「大野新詩集便覧」に自ら書いている解説、感想が面白いです。ノアから出ている評論集『砂漠の椅子』（１９７７年）には
- 『心残りの記』
- 2016年10月15日08:20
天神さんの百円均一で拾ってきたこちらを読んでいます。 『心残りの記』久保田万太郎（昭和三十三年七月三十日筑摩書房）、装幀が山口蓬春。題の細い字は万太郎のものではないかと思うのですが。 句も入っています。 「何もかもむかしの秋のふかさかな」
- 黒と赤
- 2016年10月14日07:59
谷崎潤一郎の『春琴抄』（創元社）の黒漆表紙は二冊持っています。一冊は背が欠けており、もう一冊はその部分が補修されたもので、完本には未だお目にかかったことがありません。 ところが、先日の天神さんの百円均一台 に復刻版がでておりましたので、完
- 古書からたち
- 2016年10月13日08:30
大阪平野区にある古書からたちさんは、ＪＲの駅からの方が近いらしいが、歩くのは厭わないので地下鉄谷町線の平野から行くことにする。その手前に四天王寺前夕陽が丘がありますし、お店が午後二時からなので、四天王寺古本まつり最終日も覗いておく。恒例の
- 帰って来た本たちと
- 2016年10月12日07:31
かまくらまで出張っていた本たちが帰ってきました。４８点のうちの２１点、お買い上げいただいたのが２７点と二日間としては上出来でした。縮刷漱石が２冊売れたのはなんだかうれしい。それと田中克己『詩集悲歌』も。天神さんの百均に『歌集戦後吟』が出て
- 装本・花森安治
- 2016年10月11日07:15
もうすぐみずのわ出版から『花森安治装幀集成』が刊行される。だからというわけではありませんが、天神さんの百均で花森の装本を一冊見つけて喜ぶ。 『異端の子』田宮虎彦（昭和弐拾八年拾月拾五日暮しの手帖社）耳付きカバー。同じ作りの同じ田宮虎彦『
- 昨日は運動会
- 2016年10月10日08:33
昨日の夜明け前の大雨、洪水警報まで出ておりましたから、ありえないと思った地域の運動会が無事に開催されたのでした。小学校の運動場はすごいですねえ、あっというまに水が引いていきました。 ということで、今日は落ち穂拾いに出かけます。 前から虚子
- 『新雪』藤沢桓夫
- 2016年10月08日07:56
予定どおりケチケチして百円均一だけでしか買いませんでした。というより、天神さんの均一台を丹念に見ていたら疲れてしまって、お店の棚や台を見ても力が入らないのでした。トシですなあ。 この二冊が嬉しい拾いもの。どちらも持っておりますが、百円なら
- 当たり！
- 2016年10月07日06:59
よもや当たるとは思っていなかったので吃驚。 おかげで今日からの古本まつりでは、日ごろに増してケチケチしなくちゃなりません。トホホ。 でもかわいい本です。 それでは、天神さんから行ってまいります。
- 『ドレ画 ドン・キホーテ物語』
- 2016年10月06日07:44
並んだ本の柱の中から『姉妹』畔柳二美を見つかったのも嬉しかったが、こちらはあるかどうか自信がなかったのでさらに。 『ドレ画 ドン・キホーテ物語』セルバンテス作・窪田般彌訳編（1993年8月30日教養文庫）。 昨年大江健三郎を集中的に読んでいたと
- 発送へ
- 2016年10月05日08:06
昨日は、あれこれ山を崩したり、棚の奥を覗いたりして残り１０冊の確保に努めました。時々立ち止まって「ここにあったか」などと感動？したりして。 『姉妹』畔柳二美（昭和２９年10月３０日第２刷講談社）。やっぱり持っていました。読みだしたら作業が進
- 準備準備
- 2016年10月04日08:08
ぼんやりしていたら、かまくらブックフェスタの日が近づいてきました。目標の５０冊にまだ１０冊程が足りません。最後はエイヤアで送っちゃうのですがね。
- つのぶえさんから
- 2016年10月03日08:22
つのぶえさんからの一冊。 『昆蟲記�機戰侫▲屮襦β膺�榮訳（昭和三年六月二日第七刷叢文閣）。初版は大正十一年十月十一日、この七刷時に大杉はもうこの世にいなかった。大杉が訳したのはこの�気世韻覆里�な。 この本の以前の持主は、１１６頁までは読ん
- 工楽文庫
- 2016年10月02日07:20
ある本の見返しにこんなものが貼ってあった。よく見ると、 ≪S.T.NISHIMURA AOTANI KOBE-SHIGAI≫、≪SUISO-SHA≫？ 蔵書票？ 「AOTANI」は青谷だろうか、小島輝正が住んでいたことがあったはず。 貼ってあった本は、 『たびびと』佐藤春夫（大正十
