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日記一覧
- 海坊主社
- 2015年09月30日08:00
「かまくらブックフェスタ」に出す本をごそごそしている。今年も編集工房ノアとぽかん編集室はセットで出品らしい。昨年はＳ編集長がノアの倉庫を探検して『海鳴り』の創刊号と第二号を発見したというニュースがあったけれど、今回は時間がなくてそれは叶わ
- これも江川正之？
- 2015年09月29日07:42
『アイデア354』（２０１２年８月２０日）「日本オルタナ出版史1923-1945 ほんとうに美しい本」を眺めていたら、江川正之の項に、 『怖るべき子供たち』ジャン・コクトオ、東郷青児訳（1930.9.10白水社）の写真があった。これはこの夏の下鴨で拾ったこち
- かまくらブックフェスタ
- 2015年09月28日08:18
この１０月１０日〜１１日に「かまくらブックフェスタ」http://www.minatonohito.jp/kamakurabf/が開催される。昨年詩集を中心に古本一箱を出したら、ことしも準備するようにと「ぽかん編集室」からお達しがあった。出展されるのは個性的な出版社さんが多い
- 『関西古本探検』
- 2015年09月27日07:54
北村薫本を読んでしまって、さて次は何をと思いながら机の周りを整理していた。しばらく開いていないので読みだしたら、やっぱり面白いし勉強になる。 『関西古本探検』高橋輝次（２００６年５月２０日右文書院）。もう十年近くになるけど古びていない、と
- 予定終了
- 2015年09月25日08:11
五冊目『朝霧』北村薫を読了。 終ってしまった。六冊目『太宰治の辞書』はまだ文庫になっていないようだし、図書館も貸し出し中・予約待ちになっている。Ａも安くないなあ。どうしましょう？ 五冊それぞれが面白かったので納得はしているのだが、各冊の解
- 乱丁本
- 2015年09月24日08:27
『秋の花』北村薫の解説の最後にこんなことが書いてある。≪まずお勧めしたいのは、『空飛ぶ馬』から順に読むこと。そして『六の宮の姫君』まで読んで、もう一度、初めから。また、《私》と同じ本を読んでみて、もう一度。気にいったフレーズがどこにあった
- 秋海棠（しゅうかいどう）
- 2015年09月23日07:33
三冊目『秋の花』北村薫を読了。 これは長篇である。そして、はじめて死体が出てくる。「私」の後輩の女子高生が校舎の屋上から転落する。事故か自殺か……。 この本の口絵写真は秋海棠。死んだ女子高生の家の庭に咲いていた。小説の最後にこんなやりとり
- 二冊目了
- 2015年09月22日07:32
『夜の蝉』北村薫を読了。 この本の解説には、≪女子大生の「私」のビルドゥングスロマンだったのである。≫と書いてある。「私小説」よりはこちらの方が正確な云い方かと。
- 一冊目了
- 2015年09月21日08:48
一冊目『空飛ぶ馬』北村薫を読了。 解説に≪作者は女子大生の私小説として書いている≫とある。これは少し変な云い方のような気がするけど、まあいいか。ただ、≪一度だけ読んで、それでおしまいにしてしまうのならば、なんともったいないことだろう。でき
- 『高祖保集 詩歌句篇』外村彰編
- 2015年09月20日08:27
龜鳴屋さんから高祖保関連で四冊目の本が出た。 『高祖保集 詩歌句篇』外村彰編（二千十五年八月一日龜鳴屋）。先日（１３日）の外村彰さんの講演会で、uroburoさんが入手されたとつぶやいておられ、龜鳴屋さんにメールをしたらすぐに送ってくださった。
- ようやく
- 2015年09月19日08:44
昨日、大阪古書会館でようやく手に入れる。 『夜の蝉』北村薫（１９９６年２月１６日創元推理文庫）。２００円ですから限度内でしょう。これで夏に予定していたこのシリーズ５冊の一気読みができます。ちょうど大江小説も一段落したところでタイミングはよ
- 「書架」１１２号
- 2015年09月18日08:14
えびな書店さんの目録「書架」１１２号の特集は「小林勇――書画一如の世界」である。 ≪１９９８年１月発行の「書架」４１号で「語り部・小林勇」という特集を組んだことがある。小林勇の著書に登場する多くの学者、文化人、作家、画家などの著書や肉筆物
- 「本棚の１０冊で自分を表現する」
- 2015年09月17日08:05
「本棚の１０冊で自分を表現する」というのをツイッターでやっていて面白いと思ったのだが、uroburoさんのこれに唸ってしまった。 ９月１３日の《戦後７０年記念講演会「牛窓生まれの詩人 高祖保」を、同市邑久町の市中央公民館で開く。幼少期を同市牛窓
- 『はかた』
- 2015年09月16日08:42
もう一冊。 『詩集 はかた』那珂太郎（一九七五年一○月三日青土社）。これも百円なのは如何なものかと。 表題作「はかた」の一節。 �掘 ｜羹Г龍兇里燭發箸砲燭燭困潴椶鬚弔爐襪函，�い伊達得夫よ あのブラジレイロの玲瓏たるまぼろしが浮かん
- 舌の根も……
- 2015年09月15日08:33
「もうそろそろ安いからといって持っている本を何冊も買うことはやめないといけない」から何日も経たないのに、百円なので買ってしまった。（まさに「舌の根も……」で、こういうことを繰り返すとお前はハシシタかと言われそうです。） 『女たちの名詩集』
- コミマサ本
- 2015年09月14日08:14
田中小実昌の本はめったに買うことがないのだが、裸本で百円だったので拾っておいた。 『コミマサにっぽん博物誌』田中小実昌（光風社書店）、奥付に発行日の記載がないのはカバーにあるからだろうか。イラスト／高信太郎、装幀／前川直とある。 このイラ
- 下巻
- 2015年09月13日08:17
『宙返り』の下巻が均一で見つからずＡにもないので日本の古本屋を見たら上下巻で千円ほどで出ていました。でも上巻が二冊あっても仕方がないしと思ったら下巻だけを出しているお店があった。ところがこれが署名本で上下二冊よりも高い。まあ当然のことであ
- これは何
- 2015年09月12日09:06
いま読んでいる『宙返り（上）』の表紙。 大江健三郎の本はほとんど司修が装幀している。これもそうなのだが、これは何なのだろう？ 宙返りしている人がいるような気もするけど。
- もうそろそろ
- 2015年09月11日07:42
小沢信男さんが米寿を迎えられたことに気が付いて、そういえば他人事ではなくてこちらも年がかわればコキであるなあとも。特段の感想もないように思いますけれど、もうそろそろ安いからといって持っている本を何冊も買うことはやめないといけないとは思って
- 『小説昭和十一年』小沢信男
- 2015年09月10日09:15
『小説昭和十一年』小沢信男（昭和４４年１２月１５日三省堂）。刊行当時に買って読んだはずですが、それはどこにいったのかわかりません。先日のツインのあるお店の棚に小沢さんの本が数冊並んでいて、中身はまったく覚えていませんし、四十数年ぶりに読み
- 下巻がない
- 2015年09月09日07:50
ずっと休日のこちらにはめったにないことだが、たまには朝からバタバタすることがあって昨日は書けなかった。それでも読書は進んで『大いなる日に』を読了した。そして、次はこちらに。 『宙返り（上）』大江健三郎（一九九九年六月一五日講談社）。この作
- ツインほか
- 2015年09月07日07:45
土曜日（５日）はT堺船場店、ツイン２１、天三T書店と流た。前の二か所では古本KさんとFさんが一緒だった。T堺ではこちら。 たぶん持っている。いや間違いなくどこかに積んである。と思ったが拾っておく。２００円なので。『匙洗う人』清水哲男（一九九一
- 「フシギナグウゼン」
- 2015年09月06日08:04
天三のT書店３００円均一棚にVIKING同人天野政治の本があったので抜き出し表紙を見てビックリ。 「不思議な偶然」と昨日書いた。意味合いは違うのだが、あるのですねえ。よく見るとまるで違うのですが。 『オタマの沼』天野政治（一九九六年三月二十日編
- 「不思議な偶然」
- 2015年09月05日08:29
大江の小説の中には、本を読むことについての長い経験から出てきた言葉が随所にあって、それがおもしろいと思っている。≪本にジャストミートするかたちで出会うことは、読む当人がなしとげる仕業というほかないんだね。選び方もあるし、時期もある。たまた
- １９冊目
- 2015年09月04日08:19
雨模様が続くと家も出られず涼しいこともあって進みます。 大江本１９冊目『大いなる日に 燃えあがる緑の木第三部』（１９９５年３月３０日新潮社）に突入。 先日、天三のT書店の百円台にこの三部作が並んでいた。さすがにもうワンセット、はひかえまし
- 「天秤やちまた」
- 2015年09月03日09:45
『『やちまた』ノート』西尾明澄をみると、こちらのご近所の「富士正晴記念館」まで閲覧に来られていたことがわかる。閲覧されたのはこちら。 『やちまた』が２３号（昭和４３年１月）から３８号（昭和４８年１０月）まで連載された『天秤』である。（記念
- ツミホロボシ？
- 2015年09月02日08:35
大江の小説の中には、「これはホンマのことやろなあ」と思われるエピソードが出てきて思わず頬がゆるむところがあり、それが楽しみの一つでもある。≪アサさん〔大江の妹〕の所に、K伯父さん〔大江〕の新刊の本はすべて届くようだ。そしてアサさんが、とく
