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日記一覧
- スッキリ
- 2015年02月28日07:57
前日がサンタンだったので、リベンジ？でもないですがT書店本店を訪問。今月はまだ行ってなかった。 二階の百円室にピカピカの文庫、それもちくま学芸や講談社学術、講談社文芸、ちくま、岩波など、線引きがあるからと格安で並べてあった。こちらが拾った
- しょんぼり
- 2015年02月27日07:32
中之島中央公会堂「水の都の古本展」、残念ながら買えませんでした。さらに、期待した『蒼ざめた童貞狂』も売れたのかガラスケースに見当たらず、しょんぼり。名物のオムライスも食べずに退散いたしました。 帰りに天三のT書店によって百円本を一冊だけ。
- 「『鍵』のイラスト・モデル」
- 2015年02月26日07:36
一昨日、『ホーム・ライフ』の棟方志功のカットを紹介したが、『遠やまびこ３号』に小高根二郎「『鍵』のイラスト・モデル」という棟方志功のことを書いた文章が載っていた。 昭和二十八年≪七月三日。棟方志功画伯が宇治の拙宅に来泊していた。翌四日、香
- 『遠やまびこ』
- 2015年02月25日08:15
同じく街の草さんより。 『遠やまびこ』石濱恒夫責任編集、大阪詩文会・文芸雑誌３（昭和５８年４月１５日（株）山彦）と『黄色い潜水艦』２１号（１９９４年５月２０日）、２４号（１９９５年１１月１５日）。 『遠やまびこ』は初めて目にした雑誌である
- 『ホーム・ライフ』
- 2015年02月24日08:29
暖かいので、今年初めて武庫川詣。街の草さんで見つけた雑誌。 『ホーム・ライフ』（大阪毎日新聞社・東京日日新聞社）。表紙は昭和十？年九月一日、本冊は昭和十三年十二月一日の発行です。外れた表紙と一緒に置いてあったのでてっきり同じ号だと思ったら
- 百円本に出番あり
- 2015年02月23日08:31
『漱石の思ひ出』夏目鏡子述・松岡譲筆録（昭和十年五月十日第六刷岩波書店）、岩波版全集でお馴染みのデザインである。 小島信夫『私の作家評伝』を読み進めていくと、草平、秋声ときて次が漱石、この中にこの本のことが出てくる。 漱石の家にいた犬は、
- 青空書房
- 2015年02月22日07:52
天三のT書店。 『小沢信男さん、あなたはどうやって食ってきましたか』小沢信男、津野海太郎、黒川創（２０１１年４月２５日編集グループSURE）。津野、黒川の二人が小沢さんから題名そのものの話を聞きだしている鼎談本。出ていることは知っていたけど、
- 『温室』
- 2015年02月21日08:37
昨日の古書会館、何年振りかでこの本に出会いました。 『ゲーテの頭』玉置保巳（１９９４年４月２５日編集工房ノア）。玉置さんの散文集では『リプラ―ルの春』の方はまだノアさんに在庫があるはずですが、こちらは品切れになっています。古本Kさんも「何
- 森田草平の本
- 2015年02月20日07:21
森田草平の本を一冊持っていたのでした。なじみがうすいというのは、読んでないからです。 『小説 自叙傳』森田草平（明治四十四年十二月二十日春陽堂）カバー欠。扉の木版もいいです。装幀は橋口五葉。 後藤書店で買ったのは間違いない。それも閉店セー
- 「とぼとぼ」
- 2015年02月19日07:56
小島信夫の『私の作家評伝』は、何度か読み始めては中断していまい、読了できないでいた。それはたぶん最初に取り上げられているのが森田草平で、こちらには漱石との関係でしかなじみがうすいからではないか。そして、小島信夫の文体にも原因があるかもしれ
- 続『鷺 第壹輯』
- 2015年02月18日07:46
「春」と題する北園克衛の俳句。北園の句集『村』を繰ってみたところ、後の二句「ふる里は…」と「薇の苔…」は収録されていた。 刊行が昭和十八年だから、戦時色の濃い句も多く含まれている。 「元旦」は近藤東の句。そして、この手前に藤村誠一の「冬の
- 『鷺 第壹輯』
- 2015年02月17日08:24
高祖保の俳句が載っているというので思いきってネットで購入。 『鷺 第壹輯』（昭和十八年七月一日鷺発行所）「百部限定版 非賣品」、編集人吉川則比古。「詩人のみによる句冊子」とある。俳句を寄せているのは以下の詩人たち。 馴染のある名も知らない
- 縁のない本
- 2015年02月16日08:26
藤村のつぎは花袋、というわけでもありませんが。 『近代の小説』田山花袋（大正十二年三月一日三版近代文明社）。この本は、いまはなき上六の天地さんで数百円と安かった。いやそういうことではなくて、後にある近代文明社の「発行書目」にワッと思ったこ
- 『浅草だより』
- 2015年02月15日08:07
まだあったのですね。藤村の「だより」もの。 『浅草だより』（『島崎藤村全集6』昭和三十一年九月十日筑摩書房）。こちらは、藤村が渡欧するより以前の文章である。 この全集の月報（第６号）に、小山清の「「浅草だより」によせて」が入っている。小山
- 『○○だより』
- 2015年02月14日08:58
島崎藤村の『○○だより』のもう一冊。 『佛蘭西だより』（大正十一年六月五日新潮社）。これは改装本、小口がきれいに削られており、おそらく専門の業者によるものと思われる。 藤村は、大正二年から五年までの仏蘭西滞在中のことをいくつも書いているよ
- 『飯倉だより』
- 2015年02月13日07:24
古本屋さんで掘出し物を探すのではなく、家であれこれ掘出している。これもその一つ。 『飯倉だより』島崎藤村（大正十一年九月五日アルス）。 レッテルからすると神戸三宮の後藤書店から購入したらしい。たぶん店の前に広げられていた均一からだとおもう
- 『横光利一の文藝思想』
- 2015年02月12日09:15
石塚友二のやっていた沙羅書店の本が好きで、少し集めていた時期もあった。石塚が師事していたのが横光利一、その横光の中学時代の友人由良哲次（由良君美の父君）の本が一冊ある。 『横光利一の文藝思想』由良哲次（昭和十二年六月二十日沙羅書店）。と函
- 『ほととぎす 第二巻第七號』
- 2015年02月11日08:57
漱石の一文の載った雑誌が一冊ある。 『ほととぎす 第二巻第七號』（明治三十二年四月二十日）、漱石は「英国の文人と新聞雑誌」を書いている。 見返しが目次で、１ページに、 「第二巻第六號」とあって、どうなってるの、と思ってしまう。 広告にこん
- アテネびじゅつぶんこ
- 2015年02月10日07:30
アテネ文庫はよく見るけどこちらはあまり見かけない。「アテネびじゅつぶんこ」、とてもかわいい文庫です。 アレッ、もしかして前にだしたかも？ カバーを外して、こんなにあざやかな青だったかしらんと思ったもので。そのカバーだが、ネットにでているも
- 『チエホフ書簡集』
- 2015年02月09日08:12
もう二月ほどにもなるか、机の横に置いてあって、ときどき二三頁を読んでいる。この改造文庫の『チエホフ書簡集』、訳者の内山賢次は英訳本から翻訳したそうだがなんだか気に入っている。気に入っているのは文だけではなくて、布装の改造文庫だからかもしれ
- 『幸せな群島』竹内和夫
- 2015年02月08日09:52
『苜蓿』はお休みしてこちらを。 『幸せな群島』竹内和夫（２００７年３月２７日編集工房ノア）。あるお店で副題の「同人雑誌五十年」が目にとまったのでひらいてみた。 VIKING同人だった。百円ではなかったがいただいときましょうと。『VIKING２００』と
- 「こうっと」
- 2015年02月07日08:41
「雑記」だけじゃなくて『苜蓿』の杉山作品も読もうとしたら、殆どが散文で、詩は「エスキース」と題して三回掲載されているばかりだった。散文のなかには、詩論もあれば絵や映画の話、紀行文、そして私小説風の作品も入っている。たぶんこれらも本にはなっ
- 「竹中郁と小磯良平とのパリ」
- 2015年02月06日08:40
『木 �癸隠検戞複隠坑牽看�１月梅田画廊ニュース）掲載の「竹中郁と小磯良平とのパリ その事歴をたずねて」足立巻一のコピーを頂戴した。深謝。 これは、『苜蓿第７号 足立巻一追悼』に掲載の「評伝竹中郁 覚え書き（七）」のもとになった文章である。
- 「桜の詩」
- 2015年02月05日07:23
もう一篇杉山さんの「雑記」を。題して「桜の詩」（『苜蓿第２０号』１９９２年７月２０日）。かつて自分が書いた詩の、風物がつぎつぎ失われ、通用しなくなりつつあることを歎いておられる。（『杉山平一全詩集上巻』より） まず、 桜（『夜学生』）
- 「あやかる」と「死者の友人」
- 2015年02月04日07:50
『苜蓿第１９号』（１９９２年１月２０日）の杉山さんの「雑記」の題は「あやかる」、これがおもしろい。≪戦時中、路上で、持っていた本のことから、私服の特高刑事の訊問をうけたことがあるが、行先を問われ、竹中郁という人のところへ、といったところ、
- 『福原清詩集』
- 2015年02月03日07:34
杉山平一さんは、『苜蓿 第１１号』（昭和六十三年一月二十日）の雑記「「あの世」があるならば」で、自らの著書『映像の論理・詩の論理』の反響で意外だったのは≪福原清さんの詩の紹介を喜ばれた方が、一、二に止まらなかったことである。≫として、≪そ
- 『苜蓿』の「雑記」
- 2015年02月02日07:49
『苜蓿』には毎号同人三人が作品とは別に「雑記」を書いている。足立巻一さんは、創刊号から第六号まで書いているが、これらはたぶんどの本にも収録されていないだろう。 創刊号は「困っていること」と題して『竹中郁全詩集』（角川書店版）の編集で、竹中
