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日記一覧
- 新天地書房
- 2015年11月30日07:24
天地書房の新しいお店ができたとのことなので行ってきた。まずは難波店を覗く。 『磯田多佳女のこと』谷崎潤一郎(昭和二十六年四月三十日再版全國書房)、函欠？ではあるが状態がよろしい。本文和紙の袋とじ、挿図もふんだんに入っているうれしい造り。うし
- 『ウオッチング保昌正夫』
- 2015年11月29日08:15
久しぶりに訪れたＴ堺の天下茶屋店で、一冊だけ。 『ウオッチング保昌正夫』（1994年12月11日）私家版？。こういう本があることを聞いたことがあるようなないような気がして少し調べたら、亡くなってから残された著書を、サンパンで松本八郎さんが頒布され
- 若き川端
- 2015年11月28日08:03
『川端康成選集第一巻 掌の小説』の口絵写真。自身による「第一巻あとがき」によると、「高等学校の入学試験用の写真である。十九歳で中学を卒へて東京へ出ると間もなく、上野広小路の博品館で写した。」ものだそうだ。 三分の一ほど読んだところ。幼くし
- 次は『掌の小説』
- 2015年11月27日08:16
「小ヴィヨン」富士正晴を読んでしまった。富士が戦後間もなく弘文堂に勤めていた頃なので京都が舞台になっている。フランソワ喫茶室と思われる喫茶店で伊東静雄、富士正晴、斎田昭吉が話す場面がある。≪ウィンナ・コーヒー、つまりひげそりシャボンの泡立
- 『日本浪曼派研究1』
- 2015年11月26日09:19
金曜日の古書会館、いったん清算をして、さてもう見落としはないだろうかと厚生さんの台をみていたらこれが目にとまりました。 日本浪曼派に関心があるわけではないのですが、このメンバーの座談は読んでみたいと思いますね。 『日本浪曼派研究１』（一九
- 『階段』の杉山平一
- 2015年11月25日07:55
『階段�癸苅亜戞�2012年11月10日）には、ながく巻頭をかざっていた詩人杉山平一さんの追悼文が三篇載っている。 伊勢田史郎の「薬師沢で見た巨きな星」によると、≪二十一号（平成十二年＝二○○○年三月刊）以後、杉山先生に巻頭詩を寄稿して頂く≫ことに
- 弁天町から武庫川へ
- 2015年11月24日08:22
金曜日、古書会館をあとに弁天町オークに向う。確かに100円均一台は復活しておりましたが……。 空振りでもいいのですが、せっかく出かけてきたのだからと二冊購入。 『青玄』日野草城（昭和十五年三月二十五日三省堂）俳苑叢刊の一冊と『結婚禮讃』武林
- 金曜日の大阪古書会館
- 2015年11月23日08:19
金曜日は、大阪古書会館と弁天町のオーク２００が同時間開場、オークが100円均一復活とのことだったが、後回しにして古書会館へ。いつもの顔ぶれなのでオークへ先にまわった人は少なかったようだ。 『大きな顔 小野二郎の人と仕事』（1986年8月20日二
- 『階段』の政田岑生、藤本義一
- 2015年11月22日08:54
『階段』�癸機�1990年10月1日）に政田岑生の詩が一篇載っている。 「影、につながる」 日がな一日 時間とのはぐれを気にした 影と影とをむすびつけてきた かたちをなさないものが今日も私をひっぱる 苦痛のなかに影を
- 『階段』の桑島玄二
- 2015年11月21日07:50
伊勢田史郎の『階段』には桑島玄二は詩一篇とエッセイ一篇を寄稿している。（と思う） �癸粥�1990年7月1日）には「人の世」という詩を。 晩年に『会社の人事』という詩集を出し 本屋では経営書の棚にならべられたりしたが 詩集で版を重ねる
- 『エルヴィスが死んだ日の夜』中上哲夫
- 2015年11月20日07:00
少し前に均一台から拾ってきて時々開いて一篇一篇と読んでいる詩集。 『エルヴィスが死んだ日の夜』中上哲夫（2003年10月25日書肆山田）。名前だけはみたことがあるような気もするけれど、手にするのは初めての詩人である。1939年の生れらしいからこの詩集
- 『雪國』新潮文庫
- 2015年11月19日07:07
『決定版 雪國』を読み終った。うーん。 もういちど読み直す必要あり、とこちらを引きだしてきた。 『雪國』川端康成（昭和二十五年七月三十日新潮文庫）。 この当時は文庫にも検印紙が貼ってあった。 この『雪國』が新潮文庫の戦後最初の刊行だったよ
- 小島輝正関係
- 2015年11月18日07:29
小島輝正の出した本で未だ手に入れてない本があって、そのうちの一冊を最近手に入れた。 『西洋文學入門』小島輝正（1959年11月20日青春出版社）。あとがきをみると、≪この本は私が神戸大学で担当している「西洋文学」の講義のテキストとしての役割をも
- 『風』福田泰彦
- 2015年11月17日07:05
街の草さんの大量に積み上がった詩集の束から「コレ！」と探し出すのは至難の業（？）で、運に頼らざるを得ません。 『風』福田泰彦（1980年8月1日RAVINE社）装画天野大虹（隆一）。 この詩集、富士正晴記念館でお願いしたコピーを持っているが、「知らん
- 『階段』編集伊勢田史郎
- 2015年11月16日07:19
本当に久しぶりに街の草さんへ。詩人の伊勢田史郎旧蔵書が市に出たことは知っていたが、雑誌を沢山入手されたようで、その中から、 『階段』編集伊勢田史郎、�癸�(1989年10月1日発行編集工房ノア)と�癸苅噂�刊号(2013年6月1日)、この間に三十数冊、欠けて
- 『決定版 雪国』
- 2015年11月15日07:48
結局『治療塔惑星』も読んでしまった。また、谷崎に戻ろうかかとも思ったが、もう一人のノーベル賞作家の川端康成に手を出すことに。 『決定版 雪国』川端康成（昭和廿三年十二月廿五日創元社）。ずいぶん前に上六の天地さんで買ったのだった。500円とず
- 大江小説続き
- 2015年11月14日07:30
読み残していた大江本、『いかに木を殺すか』と『治療塔』を読了。『治療塔』の続編『治療塔惑星』を読みだしている。 ≪――前世紀に大仏次郎という作家がいましてね。晩年にその人が、やはり老年から若がえって行く生き方ということを書いておりましたが
- 『おもかげ』岡倉由三郎
- 2015年11月13日08:26
『おもかげ』岡倉由三郎（大正三年三月廿五日長風社）函欠、二分冊になっていて、１が原文、２がその岡倉譯である。こちらは２の方だけでいいのだがセットで売っているのだから仕方がない。 収録されているのは、 「出世の門」マーク、トゥウエイン 「そ
- 句集『冬木』南島榮
- 2015年11月12日07:29
あるところ（知恩寺ではありません）で函の背がつぶれてよく分からないから抜き出した本がこちら。 『冬木』南島榮（昭和十六年十二月三十一日冬木刊行会）。 百部限定家蔵本の第二九冊。 もちろんこの著者を知らないのだが、「あとがき」に≪私たちは、
- 高安国世本も二冊
- 2015年11月11日08:23
同じく高安国世の本も二冊確保。 『歌論集 詩と真実』高安国世（昭和５１年７月１０日短歌新聞社）、署名、線引きあり。 『歌集 新樹』高安国世（昭和５１年５月１０日白玉書房）、歌署名。 ほかにも高安の本を何冊か竹岡さんの均一台に見かけた。三高
- 長谷川幸延本二冊
- 2015年11月10日07:56
知恩寺で長谷川幸延本を二冊確保した。 『御霊文楽座』長谷川幸延（昭和十七年六月五日日進社）、装幀田村孝之介。 『愛情不動』長谷川幸延（昭和２８年７月１５日再版毎日新聞社）装本・さしえ鍋井克之。
- 『旅の眼』��122
- 2015年11月09日07:34
『旅の眼』��122（平成２７年１１月１０日旅行作家の会）を頂戴した。深謝。 高橋輝次さんが「あるヴェテラン児童文学編集者の喜怒哀楽―相原法則氏の歌集を読む」を書いておられる。 相原法則氏は、≪一九五九年から一九九二年まで三十七年余り、ポプラ
- その外
- 2015年11月08日07:18
谷崎本も二冊確保。 『鶉鷸隴雜纂（じゆんいつろうざつさん）』谷崎潤一郎（昭和十一年四月十八日日本評論社）と『蓼喰ふ蟲』同（昭和二十一年二月二十日鎌倉文庫）。 大江本も一冊。 『いかに木を殺すか』大江健三郎（昭和五十九年十二月二十日文藝春秋
- 『アラベスク』三笠書房外
- 2015年11月07日07:44
竹岡さんからの雑誌を何冊か。まず『アラベスク』三笠書房３冊。 第二巻七號（昭和十一年二月一日） 奥付には「一ノ六號」とある 第九號（昭和十一年六月一日） 第十號（昭和十一年七月一日）「随筆特輯號」 三笠書房が出していたＰＲ誌のようです。
- 作品文庫上製版外
- 2015年11月06日06:58
最終日竹岡さんの追加品の中にこれが入っていたのには驚いた。 『文學の知識』本多顕彰（昭和十三年六月七日作品社）、作品文庫上製版函付き。これが上林暁の『田園通信』だったらもっと、なんてゼイタクを云ってはいけません。作品文庫そのものにも長らく
- 『蘆刈』の書評
- 2015年11月05日07:04
こちらは竹岡さんではなくヨドニカさん。３冊５００円の表示なので無理やり２冊にしてレジに持っていくと、４００円と云われて一冊戻しました。 『暮しの手帖 ４８号』（１９７７年may june）。こちらも手帳に控えてあった探究書。 『蘆刈』加藤一雄の書
- 知恩寺最終日
- 2015年11月04日07:48
知恩寺の最終日、竹岡さん恒例の１０冊まで５００円。巧く買えば一冊５０円になるわけだが、そうはいかなかった。最初は８冊でこれでいいかと袋に詰めてもらったのだが、少しして戻ってみると追加されているので再び挑戦。そして、しばらくして再々挑戦とそ
- 『文藝 太田博士追悼號』
- 2015年11月03日07:01
古本まつりで古い雑誌がかたまって出ているということにも出会えないようになった気がします。そこで均一台に混じり込んでいるのを掘り出すのが楽しみなになっています。 『文藝 太田博士追悼號』（昭和二十年十二月一日河出書房）。太田正雄博士（＝木下
- 『美しい暮しの手帖』外
- 2015年11月02日06:32
Ａさんの３冊５００円、二日目にあらためてじっくり見て回る。本ではやはり食指のうごくものは見あたらず。片すみの雑誌のかたまりから３冊頂戴する。 『美しい暮しの手帖増刊古今東西帖』（昭和二十六年八月五日再版暮しの手帖社）。状態がとてもいいのは
