「狭間の沼地にて」 〜アルデガン外伝5〜 ふしじろ もひと第1章 村の境 千古の昔からエルリア大陸の西を覆う広大な最果ての森。 光も漏らさぬその森はゆるやかに、しかし着実にその範囲を広げ、多くの村や街、いくつ
<お知らせその1>「お話の預かり所」コミュでのお預かり品である「王子様とお姫様とおうさ様!」の第4話がアップされました。 ご感想は下記アドレスの本文の下のコメント欄へどうぞ。 第4話 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=34472895&comm_id=3595226
目をこらす光も漏らさぬ緑の闇に魔の森に沈んだ古の廃墟に耳をすます太古の樹々のざわめきに絶えた叫びの幽かなこだまに緑の闇に現れし黄金の髪の姫赤き唇に紡がれし滅びた民の言葉浮かびあがりし見捨てられた魂の慄き鮮やかさについ手を伸べた瞬間足は駅の階
急に練り始めた新しいお話に刺激されたらしく、突発的に描いてしまった外伝3のイメージ画。内容としては3で白髪の乙女がリアに伝えた森の姫の変化に関するものなので、当然こういう絵になってしまいます。それにしても人間キャラは全然絵に描く気にならない
東の国での陰惨な事件を描く外伝5、西の最果ての森の闇姫の滅びを描く外伝6という構想で進んできましたが、姫と村人の話がその前にもう一つあってもいいような気がしてきて検討を始めました。時に取り残されとうに滅び去った言葉しか紡げぬ姫の声は村人に届
mixi上にはご自身の日記やコミュニティで自作の小説や詩などを発表しておいでの方が多数おられますが、たとえば直接面識のあるマイミクさんに見せたくない事情があったりして「一部のマイミク限定」という扱いにした場合、その日記にはそもそもマイミクで
上岡俊之のブルックナー「7番」を聴きました。常任指揮者を勤めているヴッパータールSOとの演奏ですが、テンポが遅いのでCD1枚に収まらず2枚組みになっているという点がこの曲に関しては空前のものです(通常は70分弱で、テンポの速い演奏では60
あほわに様のところから、次の5問によるバトンをもらってきました。事実上、自分のキャラクターの総ざらえというか、棚卸しになる内容です。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−(1)オリジナルキャラクターの総数(2)今動いている
「月下の獣人」第3話(MF〜MF)「ご注文は?」 剣呑きわまりない顔でにらみつけるメアリにも全く動じた様子もなく、ヘンリーはすました顔で腰を折った。四人の仲間たちはその胆力にひそかに舌を巻いた。 メアリはそのヘンリーのすまし顔とドルフの悪戯
「月下の獣人」第2話(MF〜MF)「若いもんが迷惑かけちまって面目ねえ。ここはおごらせてくれねえか。知り合いがちょっとおもしれえ店をやってんだ」 ビリーとジミーの親方にあたる鍛冶師はスノーフィールドには数少ないドワーフ族で、名をドルフといっ
「月下の獣人」第1話(MF) 1年の半分を雪と氷に閉ざされる極北の辺境都市スノーフィールド。そこで暮らす人々にとって雪と氷はあまりにも身近なものだった。その二つの貌を彼らは二つの獣の姿になぞらえて、あるいは畏怖し、あるいは敬愛してきたのだっ
ちりゅうぞんび様が昨日誕生日を迎えられました……が、ストレートにお祝いしていいのかどうか判断がつきかねましたので(もちろん実年齢は僕なんかよりはるかに下の方ですが)1日ずらしてお祝いさせていただくことにしました。おめでとうございます。