高校野球を描いた連作短編集である。 著者の須賀しのぶさんは、「革命前夜」 で 【大藪春彦賞】 を受賞すると共に 【吉川英治文学新人賞】 の候補になり、「また、桜の国で」 では直木賞の候補に挙げられたりしているが、高校野球を題材にした文庫オリジナ
先日映画の感想日記を書いた「孤狼の血」 の著者・柚月裕子さんの、同作より約1年後に刊行された作品である。(「孤狼の血」は2015年、「慈雨」は2016年刊) [ 16年前の幼女殺害と酷似した事件が発生。 かつて捜査にあたった刑事が、退職した身
面白いっ!フリーパスがなくても観たであろう作品であるが、それほど期待していた訳ではない。皮肉をきかせた艶笑時代劇みたいだな、というのが予告編の印象であったが、実際はもっともっと映画を美味しくする要素が色々と詰め込まれていた。それも、口当た
あちこちから評判の声が聞こえていた。 それ以上だった。 凄まじい面白さ!! 今年度の映画賞において、作品・監督(白石和彌)・脚本(池上純哉)・主演男優(役所広司)・助演男優(松坂桃李)・助演女優(真木よう子)等の各部門で賞レースを賑わすこと
今年も、5月から6月にかけて、ご近所シネコン『TOHOシネマズ』の【1ヶ月フリーパスポート】を利用している。初日の10日(木)からの3日間で12本を鑑賞(再見分を含む)。「ママレード・ボーイ」 や 「ホース・ソルジャー」 等を面白く観たが、