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日記一覧

「 きみはいい子 」
2015年06月29日16:06

 昨年公開の 「そこのみにて光輝く」 が何十もの映画賞に輝いた呉美保監督の新作である。 ああいう傑作を続けるのは難しいし、今作はそれほど評判の声も聞こえてこなかったし、2〜3年前に読んだ原作もあまり記憶に残っていなかったため、大して期待せずに

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 どっちみち読むつもりにはしていた。 それが、【芥川賞】 にノミネートされたものだから、選考会が行われその後受賞作品が発表される7月16日(木)までには読み終えなければ(受賞予想の日記をアップするため 笑)、と速やかな購入を決め、まだ大して安

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「 私の少女 」
2015年06月21日06:41

 【 韓国の海辺の村の警察に、ソウルから若い女性警官・ヨンナム(ペ・ドゥナ)が所長として赴任してくる。 どうやら、ある事情から左遷されたらしい。 ヨンナムは、継父から日常的に暴力を受けている少女・ドヒ(キム・セロン)を見かけ、村の有力者である

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「 あ ん 」
2015年06月19日03:45

   知らずに観たなら、河瀬直美の監督作だとはとても思わないだろう。 「あん」 は、人情ものの一種と言っていいような、胸に沁み渡る、大衆受けするであろう作品なのである。 同監督の映画は、1997年公開の 「萌の朱雀」 を面白く観たので、岡山で公開

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「 海街diary 」
2015年06月15日01:12

 今年の新人女優賞は、「ソロモンの偽証」 の藤野涼子で決まりかと思っていた。 ―― 広瀬すずがいた。 どちらにも取らせたい。 甲乙つけ難い素晴らしさ。 ダブル受賞を熱望。 受賞者が複数になる映画賞もあるので、そこでは是非この2人を同時受賞させてほ

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「 予告犯 」
2015年06月10日02:37

   やっぱり、中村義洋。      さすがは、中村義洋。 たまたま目にした本作の映画評が芳しくないものだったため、期待値を下げて足を運んだが、要らぬ心配だった。 意外だったのは――、泣かされてしまったこと。 そんな映画ではないと思っていたのに

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