月末・・・銀行はどこも朝から混雑これが嫌で銀行取引・・僕はネットオンリーしている本日商談の待ち合わせ場所が銀行店内相手の用事が終わるまで週刊誌をペラペラめくるふと・・・カウンター向こうの女性と目が合うおぉ・・・君かもちろん声をかけるわけには
昨夜仕事の帰りにふら〜ッと古術店に入った別段何が欲しいわけではなくふら〜ッと一際目立つ象彦の菓子盆塗りの見事さと構図の素晴らしさ時代もあり…まさに見事な品聞いてもいないのに店主から少し傷があるのでお値段の方は…普段使いで経年たてば傷ありて当
あまた男と女がこれほどいるのに繋がる縁はごくわずかまことに出雲の神様は気まぐれであるさにあらん出雲の神様も夜這いをかけて寝過ごしてるんだからまことにおおらかなにして人間ぽい神様である24時間明かりが消えることないいまの世果たして夫婦がカップル
カウンターの片隅で寿司をつまむのが好き離婚して酒と煙草・・・はやめた女は・・・やめてないけど結果毎度無残と知り実らぬ恋の片アワビ結果に現れない努力は近年しないことに寿司屋を含め飲食店にとっては私のような客は良い部類の客であろうなにせ食べて直
名古屋からの帰り新幹線は米原を過ぎた頃ねむくなる京都までの数分間を眠り下車し京都駅頭見た夢を思い出す帰宅し一目散にシャワルームへ半乾きの体もソコソコ洗濯機フル回転とりあえず洗える物は全てドラムの中へ洗濯機の回る音に安堵感を覚える・・今日も仕
ルンペンって…知らないだろうな〜ルンペンって…言葉も消え失せて久しい一応選ばれて入社し配属された職場までは私の人生…基本のキ親も兄弟も親戚縁者もそのままそのまま…いろよ…子供の頃を知る家族は変わり者で何を仕出かすか分からない僕に戦々恐々自分
手作りは勘弁してよ不思議な縁で20年男と女でありながらちっとも色気のある間柄にはなれないその間に僕は離婚し彼女は独身を貫く勤務先は一部上場‥・それもえらいさんそこらの男顔負けの高給取り・・だと思うそんな彼女風の吹き回しか食事をごちそうすると
味は良い店も綺麗値段も手頃…なのだが猫の手も借りたいお昼時は現役の時代を思い出すのか先代のバアさんがホールに立って…仕切る顔見知りで食えないときからお世話になってるから文句は言えないけどテーブルに運ばれてきた時…の汁…かなり…溢れて
僕の代わりに1週間だけ僕を演じてくれたら仕事をロボットに任せて1週間…頭を空にしてアホで居たい人目を気にせずラフな服装でバカ食いして古本屋を何軒もハシゴして買い込んだ本を持って防波堤釣糸を垂らしながら本を読む会社のことは考えずに夢のまた夢だけ
京都に住まいを求めやって来たのが15年前なんのことない電車に乗れば僅か45分でお互いの中心部に生けるのに大阪感覚で住宅を探す敷金-保証金までは理解できるが礼金って?何に…なんなの?多くは語らない仲介業者京都は礼金要るんですそれに2年毎にまた礼金近
京都の夕刻…雲低くどんよりと蒸し暑いのは京都独特無風で肩に熱気が四条河原町から祇園四条に向かう橋の上ひときわ目立つ女性が向こうから私くし顔を隠し欄干の隅をこそこそと南座が見えた頃…携帯が鳴る先程すれ違った女性から何処おいきやす?京都の街は狭
僕のようにサラリーマンから市場…それも最前列売り買い担当にされると戸惑うことしきりであるとにかく何事も早く待ったなし荷捌きするターレットの音からトラックが出入する現場早口で捲し立てるセリに人タイムカードを押し会社のユニホームに着替えて体操-
コーヒーカップに口を付けようとした瞬間に携帯がなる仕事関係市場取引の話はついつい声だかになるので店外へ届いてるハズの荷物が未着だとうちの荷物担当に今聞いて処置してくれと言うアカンアカン…あいつは淀川のゴモクや…この時間のあいつは近頃…大阪独
僕が一番好きな京都神社仏閣名所食べ物屋ではなく築200年の町家で三代続いたお店そこにはお宝が…足の踏み場も無いくらいに風通しの良い廊下坪庭を眺めながら和綴じした本を読ませて貰う北斎漫画から江戸期の瓦版に浮世絵から錦絵…時代物の大津絵攘夷の書き
小用の桟橋にフェリーが接岸するガガ…ッと足下に伝わる振動むせかえるオイルの臭い夏の太陽にさらされたデッキの手すりを掴む山の緑も海に泳ぐ小魚も昔と変わらぬ風景に安堵するが整備された桟橋と岩壁は全く昔を留めてはいないこの島を訪れるのは軽く50は越
眠くなる・・・瞬間を・・今夜も逃しししまった明日の朝が辛い二日酔いと・・・わかっていても深酒をする心境であるこうなると羊がナン匹出てきても両の瞼が重なることはない頭痛するが目が冴え仕事のことを考えるまるでパズルだね・・・と知り合いに言われた
八百屋がネクタイして前売り眠たい講義が続く中後ろの席から笑いを誘う言葉が上からの命令と豪華な食事が後から用意されてるからと身代わりはダメ経営者だけの集まりどこどこ研究所とかリサーチとか集計統計とか言われてもそれより銀行から簡単に融資が受けら
ひと…生きていくうち悩みは着いてくる付くのではなく産まれた瞬間からそれは着いてくるものと振り返れば思うこと大であるそれは嬉しいこと悲しいことより数倍数十倍…イヤ何百倍かも知れない悩みは喜怒哀楽とは別物であり悩みの大小こそアレひと生きていく限
僕には友達と言える人は少ない少ないと言うか・・極力つくろうとはしないプライベートでは怒らない大声を出さない相手にお金を出させない誰とでも笑顔で接するだから人は僕のところに集まる簡単なようで難しいのが怒らない大声を出さない・・笑顔で接するお金
不燃物の処理に困る段ボール箱1個中身はVHSのビデオテープそれもエロテープと来てるからなおさらのこと処分に困るとりあえず艶かしい表紙のカバーを取り外すそれに混じってまともなテープのケースやけに軽く…見ると中から現金が20年ぶりに出てきたお宝へそく
僕なら絶対キリギリスそれも冬を快適に乗り切るキリギリスもし僕があのときサラリーマン辞めずに続けていたら今の僕の生活は成り立たない一流も超と付く会社にまぐれで入れ親兄弟家族は喜こんだが主役である僕にはこりゃあ大変な所に来たもんだとなんせ上司に
落語・・・関東では酢豆腐関西ではチトテチンそんな落語に出てくるような連中が平成の世にも昼・・1時も回れば市場の世界は閑散と帰ってもすることのない連中が3人も集まればまともな会話にはならないなんや駅裏に新しいラーメン屋が出来たらしいでなんでも
人は反省を繰り返す動物であるもう止めた金輪際誘わん取ってなこれからは仕事1本や好きな博打も酒も女遊びも清ヤン…分かったお前の固い決意はだからたまには付き合え呑みにいこイヤ…やめとくわ大したもんやなお前はわかったその決意頑張りや寒いから風邪引
久しぶりこだまに乗るこの駅の名物と言えば…これ関西人の僕には当たり前の甘さなんとなく懐かしさを感じ素朴な味わいかを良い
おまえこんな字も書けんのか?おまえそんなこともわからんのか?おまえそんなことも出来んのか?朝からおまえおまえと…おまえを聞かない日は無いくらいそれくらい現代のおまえは役にたたないのが入ってくる親に学校の先生にもちろん近所のオヤジやうるさいば
セコイのは・・・ヤだね別段金銭にかかわらず新聞のニュースにある駐輪場での出来事先に入っている他人の自転車を番号解除し自分の自転車をその場所に居れる・・・ではじき出した自転車をそこらに放置する放置された善良な自転車は放置とみなされ撤去そういう
家庭に入れば裏切られ一緒になれば窮屈で付き合い始めりゃケチケチでアンタ・・・求めるものが多すぎるせめて一筋陽だまりの隅でいいからのんびりと私に時間と金をくれ隣に腰掛けたがなにかの縁・・・酒場で出会った女と話をするひだまりのあたる場所と金か・