東京はまだ紅葉とはならないが、妙高山は紅葉の真っ最中。紅葉が本当に美しいと私が感じたのはニューイングランド。それより美しいと言われているのが、デナリ国立公園の紅葉。1897年、「デナリ」は当時のアメリカ大統領マッキンリーにちなんで「マッキンリ

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　学校教育だけでなく、そもそも教育という名のもとに教えられ、学び、知るものはいずれも徹底して過去のもの。それらは過去の別人が見出し、知ったもの。既に知られ、確認されたものが教えられ、伝えられていきます。教師が教えるものは昔の人たちが獲得した

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　秋が深まり、鮭の季節だが、今年は不漁らしい。ところで、サケには母川回帰本能があり、秋には自分の生まれた川を遡上する。　盆暮の帰省ラッシュはかつての日本の「風物詩」。それも最近は随分と緩和され出している。スシ詰めの新幹線はめっきり減り、長蛇

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　台場、有明、豊洲、東雲、辰巳、新木場、夢の島等は東京湾に接していて、埋め立て地であり、完全に人工的な湾岸線からなっている。ところで、何が自然で、何が人工かという問いは無意味な問で、意味をもっているとは言えない。私の生まれた田舎が自然かとい

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　生物集団の個体にはさまざまな変異が見られ、それは個体差（人間の場合は個人差、あるいは個性）と呼ばれています。その変異の一部は親から子に遺伝されますが、変異の中には生存と繁殖に選択的に働くものものがあります。つまり、生存や繁殖に有利な変異が

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　生物集団の個体にはさまざまな変異が見られ、その変異の一部は親から子に遺伝され、変異の中には生存と繁殖に選択的に働くものものがある。これが、進化が起こるためのダーウィン的な条件。つまり、「変異、遺伝、選択」が「進化」を引き起こす。このダーウ

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　奇蹟がないのが古典的な物理学、奇蹟だらけなのがカトリック教会、という対照的な違いがありますが、そうだとすれば、物理学とカトリック教会は世界について真っ向から対立する考えをもつことになります。よくよく考えるとこの真っ向からの対立は誇張したも

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　関東大震災後、都内に本格的な埠頭を整備するため東京港がつくられ、埠頭への物資輸送のために専用鉄道が建設されました。第二次世界大戦後に新たに豊洲埠頭の整備と共に、国鉄越中島貨物線を延長した深川線が開業します。また、進駐軍の接収解除に伴い、晴

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　「1の次の自然数は何か」と問われて、頭を抱える人はいない。小学1年生でさえ「2」と正しく答えることができる。だが、「1の次の実数は何か」と問われると、小学生だけでなく、大人さえ１の次の実数が何か答えることができない。狡賢い大人は「1より大きな

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　健康と病気、正常と異常、正統と異端といった区別、あるいは差別が私たちの社会には歴然と存在している。あるものは不当な差別、別のものは必要不可欠な区別と捉えられ、差異や相違が社会そのものの基本的な特徴になっている。個人は個性をもつゆえに個別的

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　もち米を蒸して突いたのが餅、うるち米を蒸して発酵させたのが糀。私の家はその糀を原料にした味噌をつくっていた。高校を卒業するまで私もつくっていたので、今でもその工程は憶えていて、道具や材料が揃えばそれほど難しいものではない。　ところで、「こ

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