正統派のキリスト教から見れば明らかに異端的・異教的であるユング心理学……にもかかわらず、そのユング派にもまだ残されている「一神教の影」「自我から自己へと到る直線的・段階的成長、進化モデル」に対する河合さんの批評を見てきました。 さらにこう
前の日記のコメントで、ディヤンから「長老コンプレックスってなんですか?」と問われたので、答えようと思ったのだけれど、長老コンプレックスに触れる前に少し下準備がいるので、まずは、ユング心理学にも残されている西洋の一神論的な側面からの脱却とい
河合隼雄さんの著作集をめくっていたら、次のような一節が目に飛び込んできた……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 西洋流に言えば、「ここに花が存在している」とか「ここに河合が存在している」ということを、東