座・高円寺で燐光群「くじらと見た夢」を観劇。舞台は沖縄の名護。私は知らなかったが、ここではかつて本格的に捕鯨が行われていた。そこの漁村に、よそから来た老人が現れる。老人はただ海を眺めているだけだが、年配の地元民の中には、だいぶ前に死んだ漁
上野オークラで吉行由実監督の新作「人妻ドラゴン 何度でも昇天拳」を観る。この題名からいいのだが、開始早々のオフィス吉行のロゴ、ヒロインの武術の技を見せるタイトルバック(マスクを着けているので、たぶん別人)は、ゴールデンハーヴェスト映画の秀
2年ぶりに東京フィルメックスへ。アジアの若手監督に交じり、よく巨匠の回顧上映が行われるが、今年はジャック・ターナー。私が観たのは「キャット・ピープル」「夜を逃れて」のみだが、ともに楽しめた。今回の上映は、1943年の「私はゾンビと歩いた!
今週の上野オークラは、旧作2本も未見。久しぶりに3本鑑賞。まず山崎邦紀監督07年作品「SEX療法 暴かれた性態」(公開題『催眠療法 覗かれた性向癖』)。夜の街を歩く女は、「初恋とナポリタン」みたいだが、山崎監督作なので当然性的な妄想が入る。ヒ
アトラクターズ・スタジオで発条ロールシアター「穴ザワールド」。安アパートで暮らす主人公。その部屋に見知らぬ男が入ってくる。夜逃げした前の住人らしい。男は農家で働き、金を稼いできたという。家賃折半の条件に目がくらみ、主人公は男を密かに同居さ
最後の野球観戦は、例年通り神宮球場での明治神宮野球大会。第1試合は高校の部決勝、高知の明徳義塾と長崎の創成館の対戦。明徳義塾は初回、相手のエラーの後2安打して先制。3回も2安打とスクイズを決めて加点。7回は創成館リリーフ陣の制球難を突いて
サブテレニアンでSPIRAL MOON「みごとな女」を観劇。森本薫1934年の戯曲の上演。帰宅した娘に、母親は習い事をさぼったことを皮肉る。娘は当時の女性のたしなみである縫い物やピアノに通っているが、全て続かない。娘は化学に才を発揮する当
上野オークラで佐々木浩久監督イベント。佐々木監督作を初めて観たのは、99年の東京ファンタスティック映画祭での「発狂する唇」だった。この映画での下元史朗さんと吉行由実さんのカラミ場面が、役者2人の残像もあるがピンク映画風で、渋谷パンテオンの
神宮球場で東都大学野球を観戦。勝ち点で並んでいた東洋大と亜細亜大の3回戦で、雨で延びていた優勝決定戦。2回、東洋大は中川圭太のフェンス直撃弾の後、西川元気がタイムリーを放って先制。亜大先発の中村稔弥は、変化球の制球が良くなかったが、3回の