新文芸坐で「ザ・ギフト」を観る。ジョエル・エドガートン初監督作品。転職でカリフォルニアにやってきた夫婦(ジェイソン・ベイトマンとレベッカ・ホール)が、夫の高校時代の同級生と偶然再会する。同級生はなぜか夫婦の家を突き止め、贈り物を置いてい
上野オークラでいまおかしんじ監督イベント。新作「感じるつちんこ ヤリ放題!」を観る。ピンク映画も受け狙いのような題名が増えたな。しかしこの作品は、何度もうわさを聞いた、いまおか監督長年の企画。国映で製作予定だったツチノコ映画が、大蔵映画で
光音座で山崎邦紀監督の新作ゲイムービー「アルティメットマスターベーション しごきの山」を観る。山奥でゲイのマスターベーションを追求している集団。リーダーの持論により、体の接触するアナルやフェラは禁止。快楽追及ではなく、自作の機械や舞いなが
ニッショーホールで「マグニフィセント・セブン」の試写。「七人の侍」が長く封印されていたことで、私の世代のほとんどは、「荒野の七人」を先に観ているだろう。私も映画ファンになりたての頃観て、とにかく面白く、あっという間に終わった記憶がある。
上野オークラで清水大敬監督の新作「未亡人下宿? 谷間も貸します」を観る。まずうれしかったのは、野村貴浩さん演じる「大崎君」。これは久保新二さんが演じた「尾崎君」へのオマージュだろう。しかし対照的なキャラクターであり、台本を無視した暴走はな
マイミクさんたちから評判を聞いて、月イチ映画祭に初参加。場内は満員で、まずこの熱気で気持ちが上がる。まず先月グランプリの下向拓生監督「N.O.A」。車に搭載された人工知能と青年のミスマッチなやり取りに笑い、見えてくる青年の意図に驚く。そし
終わる前に、もう1度シネマヴェーラ渋谷で「ハワード・ホークス特集」。上映作品は51年の「遊星よりの物体X」。子どもの頃読んだ原作は、すこぶる怖かった記憶がある。閉ざされた環境で、人間に擬態した怪物が、醜悪な正体を現して襲ってくる描写が恐ろ
上野ストアハウスでレインボウ城「ジャングル人か!」を観る。なんとこれが第100回公演。大晦日、日本を襲う巨大台風。さらに季節外れの暑さが続く。台風で両親を失った少年が、異常気象を解明のための団体「台風クラブ」を立ち上げる。 開演前の主宰の
上野オークラで城定秀夫監督イベント。新作の「痴漢電車 マン淫夢ごごち」。を観る。電車内で同時に起きる3件の痴漢。そこから過去に遡り、3人の過去を見せる。1両目の女は図書館員。物事に流される女であり、求められるまま上司とも関係。負のオーラが
キネマ旬報シアターで「ヒトラー暗殺、13分の誤算」を観る。この劇場ではドイツ映画特集を上映中だが、この作品のみ見逃していた。39年にヒトラー暗殺を計ったゲオルク・エルサーの話で、この人物については知らなかった。 この題名からして、暗殺がク
シネマヴェーラ渋谷でハワード・ホークスの特集上映を観る。12月から始まっているが、忙しくて観られず、今日が初日。上映は34年の「特急二十世紀」と、40年の「ヒズ・ガール・フライデー」。ともにチャールズ・マッカーサーとベン・ヘクトの戯曲の映
今年最初の演劇は、正月恒例の水族館劇場の路上芝居「さすらい姉妹」。今年は上野公園で観劇。題名は「蟻の街のサザエさん」。サザエは商店街の福引で家族旅行を当てる。これが時空を超える旅で、舞台は敗戦直後の博多へ。 ここで復員した波平と、満州から