東京芸術劇場でモダンスイマーズ「悲しみよ、消えないでくれ」を見る。雪の山荘。ここを管理する父親とその娘。娘は翌日東京へ出ていくことになっている。そして姉は土砂崩れで死んでおり、その同棲相手の男が、そこに居候している。そして男がした山岳会の
上野オークラで吉行由実監督の新作「お天気キャスター 晴れのち濡れて」を見る。ヒロインの人気お天気キャスターは、極度のあがり症のため、デビューで失敗。医者の薦めでオナニー療法を始める。この設定からコメディだと思ったが、前半はライバルの陰謀な
シアターグリーンであおきりみかん「身辺生理」を見る。身の回り品を次々ゴミ袋に入れる男。後になって思い出の曲と分かるCDや、ギターまでも捨てる。この主人公は、長年の親友が死に、その遺品が段ボール箱1個に収まるだけだったことを知り、自分も身辺
ヒューマントラストシネマ渋谷でフィル・アルデン・ロビンソン監督「余命90分の男」を見る。ロビン・ウイリアムス演じる主人公の弁護士は常に周囲に苛立ち、さっそく車をぶつけてきたウズベキスタン人に、差別的悪態をつく。同時にミラ・クルス演じる女医
先週の舞台挨拶に行けなかった知人らとともに、光音座で池島ゆたか監督「俺と彼氏と彼女の事情」を見る。偽装結婚をしたゲイの男と情緒不安定な女、そして男の恋人が丁寧に描かれていて心情が伝わり、3人が同居を始めることを、無理なく受け入れられる。
高円寺バンディットで久保新二さん新刊発売記念イベントを見る。開演30分前に入るが、なんと前説でグレート義太夫さんが喋っている。仕事が長引かなければ全部聞けたのに。 その後久保さんと、司会の石動三六さんのトーク、と言うより漫才が始まる。この
シネマヴェーラ渋谷で「アイアン・ホース」を見る。この劇場独特のクラシック映画の選択が面白いのだが、この作品もその1本。ジョン・フォード監督1924年のサイレント映画。子どものころ、父を殺された男の復讐の物語はあるが、これは大陸横断鉄道の群
TOHOシネマズ流山おおたかの森で「仮面ライダードライブ MOVIE大戦フル・スロットル」を見る。「鎧武」は近年ライダーの中で、かなりハードな作品だった。親友は悪に染まり、兄弟が殺し合い、敵も味方も次々死ぬ。脚本は「まどか☆マギカ」の虚淵
シネマート新宿で山下敦弘監督「超能力研究部の3人」を見る。いわゆる「アイドル映画」と言われる作品だが、作りが異色。冒頭の字幕で、オーディションで選ばれたアイドル3人が、女優を目指すと出る。その3人が撮影現場にやってくる。メイキングかと思っ
恒例の上野オークラ新春イベントへ行く。今年最初のオークラで、支配人さんたちに挨拶。まず79年の山本晋也監督作品「赤塚不二夫のギャグポルノ 気分を出してもう一度」。これは珍品で、今回が初見。離婚届を出した夫婦の24時間を追った作品。赤塚不二
よみうりホールで「シン・シティ 復讐の女神」の試写へ行く。今回はシン・シティを舞台にした4人の連作。前作と完全につながっているのは、ナンシーのロアーク上院議員への復讐。ハーディガン刑事も幽霊となって見守る。 しかし印象に残るのは、ロアーク
今年最初の演劇は、例年通り水族館劇場の路上芝居「さすらい姉妹」。題名は「un ga yokerya」。今年はHPが更新されず、中止かと思ったが、上演されてよかった。落語版「マイ・フェア・レディ」となっていたが、共通点はヒロインが花売りの設