本来は悪いことと言うか、望ましくはないことをしているのに、それに当たって変なところだけ妙に真面目にやっていたりするのって、笑ってしまう場合があります。私の学生の頃は、新左翼の学生運動盛んなりし時代でした。正確に言うと、全盛期をやや過ぎたあた
来る東京オリンピックには、なぜかヘンテコなお話が重ね重ね纏わり付くようで、前回の昭和39年の時のような高揚した気持ちになれないのは不幸なことです。オリンピックが決まった時、まず頭に浮かんだのは、これでまた東京の街ががらっと変わってしまうんだろ
自らを静かに省みる時、人間の心理って、複雑かつわがままなものだと思うことがあります。若き日、あちこちの鉄道を乗り歩くのが好きでした。乗るのはほとんど当時「鈍行」と呼ばれていた各駅停車、どこへ行くというあてもなく、乗ってどうするというでもなく