昔に比べると個性のある人が少なくなったと、巷でしばしば言われることがあります。これも以前書いた「昔は良かった」論の変形かも知れませんが、確かに良きにつけ悪しきにつけ、昔のほうがある種の「典型」みたいな人が多かったとは思います。今回は大学時代
本格的な冬山の初体験は、40歳を過ぎてからで、ずいぶん奥手だった。夏山には若い頃から行っていたが、冬山となると敷居が高かったのである。本格的な厳冬期の初山行は八ヶ岳だった。夏に登ったことは何度もあるが、ラッセルしながら登るのは、同じ区間を何
タイトルの言葉を知ったのは、まだそんなに前のことではありません。初めて何かをやった人は、その時だけは意外についている場合があるという意味の言葉です。小学校6年の時、父に連れられて越後湯沢へ行き、初めてスキーをしました。父の会社の保養所があっ
有難いことに、幼少の頃から大きな病気をすることなく今日に至っております。それでも、やはり泣き所と申しますか、体で不調が出やすい所はあります。私の場合は腸ですね。つまりお腹を壊しやすいのです。「過敏性腸症候群」という名前があるようですが、厳密
記憶というものは、とかく美化されやすいものらしい。この日記はほとんど思い出話なので、大いに美化されている可能性がある。どの時代でも、高齢者は昔のほうが良かったと言うものだ。しかし冷静に考えれば、昔のほうが何もかも良かったはずはない。それでは