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日記一覧

■原寮「それまでの明日」2018年3月早川書房刊なぜ本書を手に取ったかというと、マイミクの畏友さんが、読んで日記にアップされていたから。作者は遅筆の方で、14年ぶりに、本書を上梓したという。そして、原寮こそ、日本のチャンドラーだと。チャンドラーと

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■穂村弘「水中翼船炎上中」2018年5月講談社刊穂村弘は、本職は歌人だが、エッセイ、評論、絵本、翻訳などのマルチな分野で活躍している。でも、本職の歌集は、案外少なくて、今まで、「シンジケート」、「手紙魔まみ、夏の引っ越し〈うさぎ連れ〉」、「ライ

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■村上春樹「村上さんのところ」2018年5月新潮文庫本日の日記のタイトルは、本書の帯の文言でした!帯に書かれた、他のフレーズも紹介しちゃいます。“世界中から1億PV!質問総数37,465通。素顔の村上春樹が、ユーモアを交えて本気で回答。フジモトマサル

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■池内紀「みんな昔はこどもだった」2018年3月講談社刊題名の良さに、惹きつけられて、手に取った本。いやぁ、つくづく、いいタイトルですね。著者の池内さんは、2016年に「亡き人へのレイクエム」という本で馴染みがあった。↓こんな読書日記を書いています

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■合田道人「詞と曲に隠された物語 昭和歌謡の謎」2018年5月祥伝社新書前回の読書日記に続き、昭和シリーズです。そして今回は、昭和歌謡。まぁ、これも前回に引き続き、昭和ノスタルジーではあります。最近は、ユーチューブがあるせいで、たやすく、昭和歌

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■高野光平「昭和ノスタルジー解体」2018年4月晶文社刊副題は、“「懐かしさ」はどう作られたのか”。平成も、平成31年度限りになりましたが、次の元号は何になるのでしょうかね。昭和生まれとしましては、昭和は限りなく懐かしいのですが、社会的現象として

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■手嶋龍一「汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師」2016年12月マガジンハウス刊副題は、“インテリジェンス奇人伝”。5/31-6/2まで、仕事で札幌に出張してきた。その往復の機内等で読んだ本。札幌出張は、7年ぶりだったので、持参する本も、ちょっと非

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