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日記一覧

■奥村倫弘「ネコがメディアを支配する」2017年5月中公新書ラクレ副題は、“ネットニュースに未来はあるのか”。日本では、1995年にWindws95が発売されてから、本格的なWeb社会が始まり、2017年の今、社会のすみずみまでWebがインフラとして浸透し、なくては

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■木曽崇「『夜遊び』の経済学」2017年6月光文社新書副題は、“世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」。”私は、還暦を過ぎた後も、まだ、現役最前線のビジネスパースンなので、道楽で読む本でも、マクロ経済学・ミクロ経済学の本にも手が伸びる。でも、

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■井上荒野「あなたならどうする」2017年6月文藝春秋刊井上荒野さんの小説を始めて読んだ。故・井上光晴さんの娘さんだとは知っていて、最近も新聞の文化欄に父親の愛人だった、瀬戸内寂聴さんとの対談が掲載されていたのを興味深く読んでばかりだ。なぜ手に

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■中野京子「中野京子と読み解く 運命の絵」2017年3月文藝春秋刊中野京子さんは、西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書をたくさん発表されていて、新聞や雑誌に連載をもつほか、TV美術番組に出演されるなど活躍されてい

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■菅付雅信「物欲なき世界」2015年11月平凡社刊この本を手に取ったのは、大きな流れでいえば、前読書日記の承継といえなくもない。若者がものを買わなくなったというメッセージが、日経新聞などで発信され始めたのは、もう10年くらいになるだろうか。還暦過ぎ

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■橋本治「たとえ世界が終わっても」2017年2月集英社新書副題は、“その先を生きる君たちへ”。橋本治さんの著書は、結構読んで読書日記を書いていますから、マイミクさんも、「また、ヤマヤマさんは、橋本治か」と思われますよね。橋本治さんは、新書もたく

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■保坂和志「地鳴き、小鳥みたいな」2016年10月講談社刊保坂和志さんを読むようになったのは、まだほんの数年で、たまたま「カフカ式練習帳」を新聞書評を読んで手に取ったところ、いわゆる通常の小説テクストは異なったテクストのうねりに、陶然とした記憶が

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