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日記一覧

■上橋菜穂子「精霊の守り人」2016年3月三十刷新潮文庫本当に遅ればせながら、上橋菜穂子の守り人シリーズ第1巻を手に取り読了。いゃあ、素晴らしいファンタジーで、モノが違いますね!本書を手に取ったのは、わけがありまして、この読書日記は、読了した本

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■佐藤優「君たちが知っておくべきこと」2016年7月新潮社刊副題は、“未来のエリートとの対話”本書は、名だたる灘高の生徒たちとの、3回にわたる対話の記録だが、期せずして、佐藤優の知の根源の開示録となっている。灘高校は、毎年、上京して先輩を訪問す

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■伊集院静「さよならの力」2017年2月講談社刊先日、取引先の社長が亡くなって、東京から広島まで、葬儀に参列するために日帰り出張した。まだ57歳の現役のオーナー社長で、これからだというのに、この世の無常を感じた次第。東京から広島までは、新幹線で片

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■中川右介「SMAPと平成」2016年12月朝日新書2016年の芸能界の「事件」といえば、不倫騒動や、ドラッグ事件など色々あったが、SMAPの解散が、やはり一番のトピックではと思っている。解散が不可避となって、出版業界も、SMAP解散に関する本が多種出たが、私が

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■左右社編集部「〆切本」2016年9月左右社刊いつも行く紀伊国屋書店・新宿店の店頭で、面白い本を見かけて手に取った。夏目漱石から村上春樹まで、明治〜平成までの、日本の作家・著述家90人による、原稿の〆切に関する、短文・エッセイのアンソロジー。著名

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■福岡伸一「生命科学の静かなる革命」2017年1月インターナショナル新書今年の1月より、また新しい新書のシリーズが生まれた。それは、集英社インターナショナル刊のインターナショナル新書。集英社は、集英社新書をもっているので、なぜ屋上屋を重ねるのか

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■村上春樹「騎士団長殺し」第1部 顕れるイデア編2017年2月新潮社刊■村上春樹「騎士団長殺し」第2部 遷ろうメタファー編2017年2月新潮社刊構造的にシュリンクしている出版業界に、また、村上春樹“祭り”が訪れた。発刊日の2月24日には、午前0時に、東京の

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